世界気象機関(WMO)は2024年1月に、「2023年の世界の平均気温が観測史上最も高かった」と発表しました。
WMOは国際的な6つの気象データを検証し、1850年~1900年に比べ、2023年の世界平均気温は1.45℃前後(1.33℃~1.57℃)上昇。しかも、2023年6月~12月はすべての月で月間の最高平均気温を更新。
ちなみに、世界の平均気温は1850年~1900年と比べ、2016年は1.29℃前後、2020年は1.27℃前後だったとのことですから、20 23年はいかに暑かったかと言うことです。
これは太平洋の東側の海面水温が平年よりも高くなる「エルニーニョ現象」と気候変動が組み合わさって、同年後半に気温が上昇し、平均気温を押し上げたのが原因という。
日本では2021年秋~2023年冬まで続いたラニーニャ現象の名残を受けて気温が上昇したとされていますが、2024年秋には再びラニーニャ現象が発生する可能性が指摘されています。
すでに2024年の猛暑ならぬ極暑(?)を予告するような状況として、2024年5月下旬からインドでは記録的な熱波が発生。
インドでは2024年5月下旬から広い範囲に熱波警報がだされていて、いくつかの地域では気温が50℃に達するところもあったとのこと。現地時間の2024年5月29日には、デリーのムンゲシュプールで52.9℃が観測され、過去最高だった2002年の49.2℃を更新しています。
インド気象局は52.9℃という数値は他の観測所と比較して異常値であるとして、センサーの誤差または地域的な要因によるものなのかを調査はしているようですが、たとえ異常によって実際の気温より+10℃高かったとしても40℃超えで暑いのには間違いありません。逆に-10℃低く測定されていたのならば・・・。
WMOは国際的な6つの気象データを検証し、1850年~1900年に比べ、2023年の世界平均気温は1.45℃前後(1.33℃~1.57℃)上昇。しかも、2023年6月~12月はすべての月で月間の最高平均気温を更新。
ちなみに、世界の平均気温は1850年~1900年と比べ、2016年は1.29℃前後、2020年は1.27℃前後だったとのことですから、20 23年はいかに暑かったかと言うことです。
これは太平洋の東側の海面水温が平年よりも高くなる「エルニーニョ現象」と気候変動が組み合わさって、同年後半に気温が上昇し、平均気温を押し上げたのが原因という。
日本では2021年秋~2023年冬まで続いたラニーニャ現象の名残を受けて気温が上昇したとされていますが、2024年秋には再びラニーニャ現象が発生する可能性が指摘されています。
すでに2024年の猛暑ならぬ極暑(?)を予告するような状況として、2024年5月下旬からインドでは記録的な熱波が発生。
インドでは2024年5月下旬から広い範囲に熱波警報がだされていて、いくつかの地域では気温が50℃に達するところもあったとのこと。現地時間の2024年5月29日には、デリーのムンゲシュプールで52.9℃が観測され、過去最高だった2002年の49.2℃を更新しています。
インド気象局は52.9℃という数値は他の観測所と比較して異常値であるとして、センサーの誤差または地域的な要因によるものなのかを調査はしているようですが、たとえ異常によって実際の気温より+10℃高かったとしても40℃超えで暑いのには間違いありません。逆に-10℃低く測定されていたのならば・・・。
ダイバ・ダッタとレインボーマンもびっくりです。

どちらにしても、「限度にもほどがある」ですけど、自然が相手では誰に文句を言っていいのかわかりません。
現地の通信社は、「ムンゲシュプールの通りは人けが少なく、人々が熱を避けるために屋内にこもり、ほとんどの店が閉店した」と伝えており、学校で生徒が失神したとの報告を受け、1週間ほど学校を閉鎖するところもあるそうです。
また、デリー地方自治体当局は水不足を理由に市内の水道供給を制限し、洗車などで水を無駄遣いした場合、2000ルピー(約3800円)の罰金を科す措置を講じているとのこと。
インド科学大は異常な熱波について、「エルニーニョ現象からラニーニャ現象への異常な移行と、湿気をもたらす風の欠如により長期的な熱波が発生し、記録的な気温をもたらした」と考察しているそうです。
インドと日本は上空の偏西風によってつながっています。直接的ではないにせよ、インドの気候は日本へも影響はしてくる可能性はありそうです。

どちらにしても、「限度にもほどがある」ですけど、自然が相手では誰に文句を言っていいのかわかりません。
現地の通信社は、「ムンゲシュプールの通りは人けが少なく、人々が熱を避けるために屋内にこもり、ほとんどの店が閉店した」と伝えており、学校で生徒が失神したとの報告を受け、1週間ほど学校を閉鎖するところもあるそうです。
また、デリー地方自治体当局は水不足を理由に市内の水道供給を制限し、洗車などで水を無駄遣いした場合、2000ルピー(約3800円)の罰金を科す措置を講じているとのこと。
インド科学大は異常な熱波について、「エルニーニョ現象からラニーニャ現象への異常な移行と、湿気をもたらす風の欠如により長期的な熱波が発生し、記録的な気温をもたらした」と考察しているそうです。
インドと日本は上空の偏西風によってつながっています。直接的ではないにせよ、インドの気候は日本へも影響はしてくる可能性はありそうです。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。