私が言った言葉じゃありません。
「週刊少年ジャンプ」に長期間連載され、私の人生の「どうでもいいことは両津勘吉に教わった」と言っても過言でない、ある意味「人生のバイブル」となっていた秋本治さん作の漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)」の主人公・両津勘吉の言葉です。
大企業の社長で派出所勤務の同僚(?)麗子の父・飛飛丸(ぴゅんぴゅんまる)の強引な押しに負けた麗子はとうとう結婚する事を承諾。事前にコンピューターから選ばれた花婿候補1300名参加の争奪コンテストを開催。飛飛丸は大金持ちの中川(派出所勤務の同僚)を勝たせるよう仕組んでいたが、なぜか両津も選ばれてしまっていた。
しかし、驚く強さで争奪コンテストを勝ち抜いていく両津。すると、どうしても中川を勝たせたい飛飛丸の企みで中川に有利なテストが続くと、両津は「直接交渉しかない」と「僕と結婚しよう。幸せにするよ」と麗子を口説き始める。その様子に中川は、「先輩は麗子さんが好きだったんですね」と話す。
しかし、両津は、「別に。作戦に決まっているだろ、婿入りのための。財産を手に入れるためにはワシは何でもやる男だ」と言う。中川は「お金より愛の力が強いはずです」と言うが、両津は「ふざけたことぬかすな。金がすべてだ、金が」と言う。本田(同僚)も「ナイスバディーも魅力的ですけど・・・」とツッコミむが、両津は「ナイスバディーよりもナイスマネーだ」と。さらに、「今までは遠回りで金もうけしていたけどな。麗子とくっついて離れるのが一番の金もうけだと今回気がついた!『幸福は金で買える』作・両津勘吉。わしの座右の銘だ」と言う。
最後の中川との相撲対決で勝利して結婚する権利を手に入れた両津だが、財産目当てで出場したことばれたため、麗子に結婚を断られ、飛飛丸も「冗談はここまで」と何もなかったことにしてしまう。
こちら葛飾区亀有公園前派出所 コミックス第103巻 8話「麗子の婿とり選手権!!の巻」
「幸福は金で買える」という発言については、人それぞれ思うところはあると思います。現実的なことでも、両津のように「幸せは金で買える」と考える人もいますし、そもそも、お金がないと生きていけない社会構造になってしまっていることもあり、お金は必要であることは確かです。
でも、「お金があるだけでは、幸せにはなれない」のも現実だと思います。
私にとって、お金よりも大切なものの1つは、「健康」です。「お金を稼ぐために健康を犠牲にしてはいけない」というのは私もそう考えますし、そのとおりに生きるようにしています。2つめは「時間」です。やはり、「お金を稼ぐするために時間を使いすぎてはいけない」とも思っています。ただ、だからと言って「やらなければならない」ときには時間を使います(あとで回収しますけど)。
そして、最後に「人間関係」です。綺麗ごとのように思われるかもしれませんが、お金よりも人間関係の方が大切です。ですから、「お金を稼ぐために人間関係を犠牲にする」ということは基本しないようにしています。だからと言って、お金の貸し借りはしませんから。お金でつながっている人間関係というのも・・・。
お金よりも大切なものは誰にもあります。その大切なものって、人それぞれですよね。
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。