その昔、少年ジャンプで読んでいました。
時代は明治初期。
幕末から明治初期に移り変わっていく時代に生きる人物の物語です。
映像化されるにあたって、原作とのギャップはあるでしょうけど、これはこれでいいでしょう。
それぞれの楽しみ方をすればいいですから。
それはともかく。
「誠」の志と会津への恩義を胸に、幕末、京都の治安を守るため、過激な不逞浪士相手に日々、最前線で闘っていた最強の剣客集団・新選組。その中でも屈指の剣士とされるのが、斎藤一。
私的には、この「るろうに剣心」の中で好きなキャラです。新撰組が好きというのもありますが・・・
その斎藤一は実在した人物でもあり、新撰組の生き残りの一人です。
幕末明治を生きた剣士であり、現実でも明治時代には警察官であったと言われています。
剣心たちとは一線を画し、相容れることのない孤高の人物。さらに二枚目キャラとしても描かれていて、原作では人気の高い人物ではあります。
(ですから、Wikiの肖像画は見ない方が・・・)
史実ではないにせよ、時代の変革期に「正義」というものを信じて生きていた日本人のルーツみたいなものがあります。
今の世の中で、忘れてしまった何かが。
「犬は餌で飼える
人は金で飼える
だが壬生の狼を飼う事は
何人にも出来ん」
by 斎藤一