トマト(学名; Solanum lycopersicum)は、実はナス科ナス属の植物なんです。
以前、「美味しんぼ」で読みましたが、そのふるさとは南米のアンデス山脈。
とても雨の少ない地域が原産地だそうです。
小さい頃の想い出として、暑い夏に冷やしたちょっとすっぱいトマトを食べたことがありますが、実際の旬は春~初夏と秋~初冬なんだそうです。
トマトの赤い色は「リコピン」という成分で、とりわけ「抗酸化作用」が強いそうです。「β-カロテン」の2倍以上、ビタミンEの100倍以上にもなることが分かったのです。
また、体内で「ビタミンA」に変化する「β-カロテン」や「ビタミンC」のほか、「ビタミンB1」「ビタミンB2」などの「ビタミンB群」や「ビタミンE」が含まれています。また「ミネラル」として「カリウム」や「マグネシウム」「カルシウム」「鉄」「亜鉛」「セレン」を含んでいて、栄養的にも立派な野菜なんですよね。
そんなトマトって小さい中にも、大きなパワーを持っていることが良く判ります。
主役にならない料理であっても、名脇役をこなしてくれたりします。
逆に、いざという時には主役になりうる力も持っています。
トマトを舐めていてはいけません。
野球だって同じことです。
決して派手さはないものの、走攻守を確実に堅実にこなす選手が一番。
安定していて、安心していられます。
そして、ここぞという時には、その秘めた力を存分に発揮してくれます。
プロ野球現役だと東京ヤクルトスワローズ・宮本選手、東北楽天ゴールデンイーグルス・高須選手、北海道日本ハムファイターズ・田中賢選手、中日ドラゴンズ・井端選手でしょうか。
葡萄隊OBで今年から中学生になった、むっちゃん。
学童野球時代にはプチ井端選手とでも言うのでしょうか、堅実なプレーといろいろなポジションを卒なくこなせ、小技から勝負強い打撃、キャラクターの明るさでチームを引っ張ってくれていました。
今でも時間があるときには、おもいっきり顔を出して応援しに来てくれています。
中学生になってからのプレーは観ていませんが、努力を重ねて、その堅実なプレーに磨きがかかって行くことでしょう。
来年、太郎が(たぶん)中学生になった時に、(たぶん)試合で相まみえる日が楽しみです。
(中学生になった、むっちゃんです。練習試合の塁審をしてくれました)
さて、表題のトマトに戻ります。
実はちょっと前に夜練に来た時に”耳の穴を両手人差し指でふさぎ、思いっきりほっぺたを膨らませて、息を止めて、顔を赤くする”という一発芸を披露してくれました。名付けて
「トマト」
です。ただし、キケンですから良い子のみなさんは決してマネをしてはいけません。