レッスン日記92 ゆるされる の続き

2018-03-02 08:37:57 | レッスン
テンポと奏法を変更した苦手部分については前回のレッスン
以降、全く熱心に練習する気持ちになれず。
退化しないように回数を重ねるだけ。
どうにでもなれというか、落ちなければいいというか。

とにかく「弾きこなす!」みたいな気合が全く無くなった。
一番適切なのは、ふてくされた、かな。得意技だし。
今回のレッスンでも落ちはしなかったけど、かなり微妙な
出来で、先生から集中的にご指導があった。

私は自分のダメさに既にブチ切れているので、
「もうここはカットしたらどうですかね」
と提案してみた。

5分5分でカットになるかなと思ったが、先生はカットしない
ご意向の上、そんなに完璧に弾けなくてもいいんですよ、みたいな
意味のことをおっしゃった。
(正確な言葉が思い出せないが、私はそういうふうに受け取った)

あ、そうなんだ、って思って。
その言葉ですごく「ゆるされた」ような気持ちになった。
上手じゃなくても弾いていいんだな、って。

先生がそのような意味のことをおっしゃるのは、過去のレッスンを
思い返しても初めてだと思う。だから結構ビックリした。

だけど先生から、
「あなたみたいなド下手は、どうやったってダメだから弾けなくても
仕方ない」
みたいな空気はカケラも感じなかった。
私、そういうのは結構敏感なので。
いや、結局そういうことだと自分が一番わかっているのだ。

だけど、完璧に弾くのとは別に、発表会の舞台で音楽を楽しむとか、
出来る限り努力した結果をみせる、みたいなことを先生は言いたかった
のだと思う。
・・・わからんけど。
とにかく私は素直に受け入れた。
なんだかラクになった。ラクになったよ。

残り時間も少ないので、とりあえず気楽に楽しく弾く、みたいな
方向で行ってみようと思う。
佳境である。痺れるね。


最新の画像もっと見る