素敵な弓を見てきた話

2015-02-26 22:03:30 | 音楽
先日、弓を毛替えに出した。
引取りに行くと職人さんが「いい弓ですね」と言ってくれた。

強い弓だとは思う。
毛をそんなに張らなくても圧に耐えられる感じ。
ただ、私には少し重く感じる。

そう言うと、スケールを出して重さを量ってくれた。
62グラムだった!
比較したことがないので重いのか軽いのかわからない。

展示ケースの中から何本か弓を出して持たせてくれた。
見ただけで「弾いたら絶対欲しくなる」と思うたたずまい。
なんとも優雅なフレンチ弓。
美しいアーチ。明るい色あい。
ドイツの弓も見た目が可愛らしく、軽くて操作がしやすそう。
持っただけでうっとりしてしまう。

よほど欲しそうだったのか「弾いてみます?」と言われた。
その日は、楽器を持って行かなかったのもあるが、
私にとって現実的な値段の弓を見せてもらっていたので、
弾いたら買ってしまうと思い固辞した。
そしたら、いつでも弾きに来てくださいとニコニコ。
もうっ、危ないなあ!

すごく軽く感じたフレンチ弓は60グラム。
私の弓はバランスが元付近にあるようで、そのせいで重く
感じるのではとのこと。

いい弓だと言ってもらえたことで、すごく愛着が増したのは
確かだけど…。
やっぱり素敵な弓を見ると欲しくなっちゃうなあ~~。


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レッスン日記18 思ってたのと違う

2015-02-24 16:00:13 | レッスン
今日はレッスンだった。

スケールから。
3オクターブ、分散和音、3度・6度・オクターブ重音で一式。
先生はずいぶん良くなりましたね、と褒めてくださったあと、
「だいぶいい感じなので、10度の重音も追加しましょう!」と。
10度ってナニ?って感じ。

最初はスラーなしでいいですよ。
大変なので、指が痛くなるほど弾かなくていいですから、とのことで。
10度重音が追加された。
なんか衝撃的だった。

クロイツェル41番。
ほとんど練習していない。
先生がそろそろ「発表会が終わるまでクロイツェルはお休みにしましょう」と
言ってくださるのでは、と思っていた。

「あんまり弾けていないので、見てきたところだけ弾きます」
と言ったら、
「あら、そんなに長い曲じゃないのに」
みたいな感じ。
わっ、クロイツェルもマジでやんないとダメなのね。

見てきた数段を聞いていただき、いくつかの注意の後、
「せっかくなので始めから旋律だけで弾いてみましょう」と。

重音で弾いていると全く捉えられない旋律。
いい曲だよ。

「じゃあ次回終わりまで見てきてくださいね」
ということで、クロイツェルは継続。

ブルッフ
弾けないところは決まっていて、先生から何度も言われているし
自分でも何百回も練習している。
でもやっぱり弾けない。
これが私の実力の限界か…?

今日はできないところを分解して先生と集中的に弾いてみたが。
とっかかりみたいなものは感じるのだが、なかなか…。
やるだけやってみるが。

先生に、私のブルッフの全体的な印象について聞いてみた。
「もっと色んな音色があるといいですね」とのこと。
全体的に一本調子って感じかしら。
あと腕を使ってもっとゆったりしたビブラートを、と。
…がんばります。

私は発表会のことで頭がいっぱいだが、先生は全くいつも通りだった。
スケールに10度が追加されて衝撃を受け、クロイツェルは継続で、
練習時間の配分を考える。

まだ1か月弱あるので曲のみに集中する段階でもないということか。
それとも、そこまで入れ込むほどのことでもないのかな。
もう少しのんびり構えた方がいいかしら。


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緊張とか

2015-02-21 22:17:07 | 音楽
発表会が近づいてきている。

前に通っていた教室は社会人の方が多くて、大人になってからバイオリンを
弾き始めた方ばかりだった。
発表会になると、楽屋で、
「本番で間違えたって罰せられるわけじゃないし!」
とか、
「手が震えて自動ビブラート!」
とか、励ましあったものだ。

人前で弾く緊張感て、なんだろう。
プロみたいな演奏などできないとわかっていて、聞いている方もそんなこと
期待していなくて、無事に弾き終えることをお互いが祈っている。
それなのに、なんで緊張するのかな。

最後に出た発表会から7年と少したっている。
いろんなことが気になってピリピリしていた20代と比べると、ずいぶん
図太くなったように思う。

この感覚、発表会本番でどんな風に影響するんだろう。
若い頃はものすごく緊張して何がなんだかわからない感じだったが。
まずは初回ピアノ合わせが前哨戦か。

前回のレッスンの時、先生に、
「本番て緊張しませんか?」
と聞いてみた。
「緊張はするけれど、あがらないという感じです」だそうな。
カッコイイ!
やっぱり、小さいうちからの訓練だろうなあ。

それから、「曲によりますね」とのこと。
なんかそういうのステキ…。


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レッスン日記17 どこ見て弾く?

2015-02-19 21:55:23 | レッスン
今日はレッスンだった。
ブルッフのコンチェルト1楽章を集中的に。

調弦等の準備が整うと先生は「どうですか、暗譜の方は」と。
練習では、内容はともかく『楽譜を見ずに通して弾く』ことは
出来てきたので、「大丈夫と思います」と答えた。

「じゃあ、とりあえず弾いてみてください」
と、譜面台からササッと楽譜をお手元に…。

あ、今日…?

と、一瞬ひるんだが、先生の前で緊張しつつ弾くと、どんなメチャ
メチャ具合になるか、試してみたい気持ちもあった。
レッスンで初めて暗譜で弾く時と、初回のピアノ合わせはメチャ
メチャになるのが私の定番だし。

呼吸を整えて弾き始めた。
ところどころミスはしたが、とりあえず止まらずに弾いた。
家での練習の7割くらいの出来かなと思ったが、録音していたのを
後で聞いたら、テンポは遅いがほぼ家で弾くのと変わらなかった。
(どちらにしても大した出来ではないということ)

先生は、「暗譜は完璧ですね。さすが」と言ってくださった。
だがしかし、その後1時間に渡ってありとあらゆるご指導が…。
色々あるが、一番は「ビブラートを音の終わりまでかける」こと。
前の先生からもずっと言われていた。
ずっと言われ続けないと忘れるなあ!
その他諸々、残りの時間で1つ1つ課題をクリアしていくしかない。

ところで、暗譜で弾く時、どこを見て弾いたら一番いいのだろう。
私は、動いている左手や弓が接する駒のあたりを見ているとダメ。

そのあたりを見ていると意味不明に「指が違う!」とか「なんか変!」
と思ってドキドキする。
今日のレッスンでは、どこを見ようと思いながら終始手元を見ていたが、
弾いている間ずっと、次は間違う、次は間違う、と思っていた。
集中力が足りないのだろうか。

そんなことを含めて次のレッスンまでに、なんとかもう一歩形に
したいところ。


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もっと弾きたい

2015-02-17 22:10:32 | 練習
発表会も徐々に近づき、ピアノ合わせの日も迫るこの頃。
次回のレッスンは曲からということで、最近の練習が曲中心になっている。

今の生活だと、頑張って時間調整をすると日中に4時間練習できる。
毎日は無理だが、4時間弾ける時は午前中にスケールとクロイツェルで
2時間、午後に曲2時間という配分が普通。
でもここ最近はスケール一式をさらった後、午前午後ずっと曲。

重点的に練習しているのに、どうしても弾けないフレーズがある。
先生の指導はもちろん、色々な方のブログなどを参考に、様々な
練習方法を試しているがどうしてもできない。

意地になって、その部分だけ何百回も弾いてみる。
前に進んだ感はあるが、弾けるようにはならない。
部分部分でそんなことをしていると、あっという間に時間切れ。

1時間くらい休憩して、もう2時間弾けるといいなと思う。
でも曲ばかり弾いていると、ものすごく疲れる。
弾いている時間は同じでもすごく消耗するので、これ以上やると
キケンな気もする。
こんな逃げ腰じゃ、まだまだダメなのかな。


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