家を建てる時に、どうしても音楽をする部屋が欲しいと主張した。
狭い土地にミッチミチに建てる家なので、夫は設計士さんと相当
練ってなんとか部屋を確保してくれた。
その頃まだ娘が1歳半くらいで24時間育児に拘束されていた。
バイオリンの再開なんて全く目途がたたなかったし、自分の好きな
ことなんて何もできなかった。
音楽をすることは、娘が幼稚園に入ったら自分の時間ができる、
という希望の象徴みたいなもので、楽器をする部屋を確保するのは
その第一段階だった。
図面上は「ピアノ室」となっている小さな一室。
実家からピアノを運んできたら、もうすごく狭い。
だけど、楽器ができることが本当に嬉しかった。
ここで私は日々練習して、様々な感情と向き合ってきた。
主に黒々したグルグルのヤツ。
時々空気を入れ替えないと、色々渦巻いちゃうよね。
だけど、ここにいる時私は私自身でいられる。
大事な大事な空間である。
ところで、私は専業主婦だけれど台所の近くに自分の部屋なり、
スペースを作る、みたいなことにものすごく抵抗を感じた。
だって私、料理大嫌いだし、お手伝いさんじゃないから。
お茶入れて、って言われてすぐ動けるように?
ふざけんなって感じ。(あくまで暴れ馬的私の考え方)
振り返ると、育児はもう少し適当でも良かったと思う。
まあ、娘のために精一杯やったという自負はあるが。
それから、夫が練習室を作ることを快く受け入れ、試行錯誤して
くれたことに一生感謝するし、彼のそういう人間性を尊敬している。
ノロケじゃないよ。
それじゃあ、練習しようかな。
狭い土地にミッチミチに建てる家なので、夫は設計士さんと相当
練ってなんとか部屋を確保してくれた。
その頃まだ娘が1歳半くらいで24時間育児に拘束されていた。
バイオリンの再開なんて全く目途がたたなかったし、自分の好きな
ことなんて何もできなかった。
音楽をすることは、娘が幼稚園に入ったら自分の時間ができる、
という希望の象徴みたいなもので、楽器をする部屋を確保するのは
その第一段階だった。
図面上は「ピアノ室」となっている小さな一室。
実家からピアノを運んできたら、もうすごく狭い。
だけど、楽器ができることが本当に嬉しかった。
ここで私は日々練習して、様々な感情と向き合ってきた。
主に黒々したグルグルのヤツ。
時々空気を入れ替えないと、色々渦巻いちゃうよね。
だけど、ここにいる時私は私自身でいられる。
大事な大事な空間である。
ところで、私は専業主婦だけれど台所の近くに自分の部屋なり、
スペースを作る、みたいなことにものすごく抵抗を感じた。
だって私、料理大嫌いだし、お手伝いさんじゃないから。
お茶入れて、って言われてすぐ動けるように?
ふざけんなって感じ。(あくまで暴れ馬的私の考え方)
振り返ると、育児はもう少し適当でも良かったと思う。
まあ、娘のために精一杯やったという自負はあるが。
それから、夫が練習室を作ることを快く受け入れ、試行錯誤して
くれたことに一生感謝するし、彼のそういう人間性を尊敬している。
ノロケじゃないよ。
それじゃあ、練習しようかな。