「１００年安心○○」と言っていたのは？
数年前の国会での担当大臣のお言葉
しかし
１００年どころか
数年で年金財政は逼迫して
年金保険料の値上げと
物価スライドマクロ経済？何がしかのことで
年金は少なくなる一方
その少なくなる年金の受給年齢の引き上げなど検討されています
最近のお年寄りは昔と比べ元気だと
確かに今現在のお年寄りの方は元気です
しかし
何十年も先でも元気である保障など有りません
平均寿命が延びてきたのは
医療制度などの進歩が大きく貢献していますが
先日は日本人男性で３人に２人
日本人女性で２人に１人はガンになると言われています
そのガンについて厳しい未来へ・・・
７０歳以上のガン高齢患者で
抗がん剤を利用した場合とそうでない場合の統計的な差が
有るとは言えない結果になったと・・・
抗がん剤は５年未満の延命効果が承認され
「オプジーポ」のように完治が期待できるが
保険適用となって超高額の為に医療財政を圧迫するとも・・・
費用対効果の事も有るでしょうが
高齢者のガン患者の治療指針の策定で
どこまで延命するか？
どこまで保険適用にするのか？
そして年金受給年齢を昔より元気だから老後は７５歳で年金も？
年金と医療制度を眺めると高齢者切り捨てに舵を切るのか？
などと思うのは不自然でしょうか？
ではその少ない年金は幾らなのか？
幾ら貰えるのか？
２０１４年度末で年金受給者は３００７万人
そのうち７７２万人が国民年金のみか
旧法の国民年金受給者だそうです
ちなみに旧国民年金受給者は
１９２６年４月１日以前に生まれた人だそうです
現在国民年金の満額が約６万５千円弱
国民年金だけ受給は年金受給者の３割でで４万円を切ると
国民年金と旧法国民年金受給者の平均は４万９９８１円
国民年金だけで見ると生活は無理です
２０１５年の家計調査（総務省）では
無職高齢の一人暮らしは住居費や食費などで７万２１０９円
夫婦２人の暮らしだと１１万５９３３円
夫婦二人とも国民年金満額で約月１３万円弱ですから
かろうじて黒字？
しかしこの基礎的消費支出の住居費は１３，９４４円です
県営や市営住宅の建築年がかなり古い物件なら？
もっと大きな問題は？
生涯独身などの一人で国民年金の人や
現役時代はある程度リッチ生活を送った人でも
当初は退職金を多く見積もっていた人
しかし激減した人などの
６５歳定年後でもかなりの住宅ローンが残っている人
では厚労省が公表している
国民年金のみと旧国民年金受給者と年金額を見てゆきましょう
年金月額 人数 比率
１万円未満 ４７，４９８人 ０．６％
１万～２万円未満 １４１，１８４人 １．８％
２万～３万円未満 ５０３，８９３人 ６．５％
３万～４万円未満 １，７１０，９９５人 ２２．２％
４万～５万円未満 １，２８６，２５７人 １６．７％
５万～６万円未満 １，５１０，０９０人 １９．６％
６万～７万円未満 ２，０６４，７２３人 ２６．７％
７万～ ４５４，９７０人 ５．９％
合計 ７，７１９，５１０人
年金平均月額 ４９，９８１円
以上の年金受給額を見ると生活保護の方が多く貰える可能性も？
生活扶助基準の地方都市で
高齢者単身世帯（６８歳） ・・・６４，４８０円
高齢者夫婦世帯（６８歳・６５歳）・・・９６，３３０円
年金が少なくなればなるほど
若いうちから健康な体作りとなるべく働けることの習得が必要か？
情報元：日本経済新聞
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