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日銀が本日発表した資金循環統計(速報)で
2016年末の家計金融資産残高は?
4四半期ぶりに過去最高を更新して
1800兆円に前年対比で0.9%(17兆円)の増加
2005年統計開始から過去最大に
昨年9月末比では2.7%(47兆円)の増加
昨年11月以降に進んだ円安と株高で
株式市場や外貨建て資産の評価額が膨らみ資産を増やしたようです
まさにアメリカ大統領のトランプ様さまでは?
アベノミクスでなくトランプミクスだ!
2016年12月末の日経平均株価は1万9千円台
9月末が1万6千円台から1割以上の上昇
資産別にみると
家計の投資信託は96兆円で前年対比0.2%のプラス
株式は167兆円で0.4%の減少
しかし9月末は2.1%減からマイナス幅を圧縮
家計の現金・預金は1.8%増の937兆円
実に金融資産の52.05%
結果論では有り舞うが
株式や投資信託にもう少し多く運用していれば
もっと金融資産が増大していたと思われます
何故
金融資産の半分以上を現金と預金なのでしょうか?
高い年齢層の中で節約志向が根強く
消費より貯蓄に向いた結果のようです
貯蓄率は1998年をピークに低下傾向でしたが
消費税の8%上げに2014年を底に反転
原因は?
増税前の耐久消費財購入などで取り崩した貯蓄を
取り戻す動きが広がったとの見方と
2016年前半は円高株安などで消費マインドの冷え込みで
家計の節約志向が強まった可能性も?
もっと深く診れば
将来の不安への備えでしょうか?
不安とは老後のことです
50歳代後半からの世代は
年金支給年齢が徐々に遅くなり65歳まで無年金になります
当然ながら節約を行いストックを増やし
長生きをした場合の貯蓄を増やすか
死ぬまで働くかが求められます
今現在に年金をもらっている世代と大きく異なる未来年金
年金が少なかったり支給年齢が上がることは
現役世代の消費を確実に抑えて節約からストック
どう考えても明るい未来が展望できなければ
当然ながら節約で貯蓄を増やしたい
この本心は壊されなく年々強固に・・・
情報元:日本経済新聞
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