古川FPのブログ「勝手気ままなFP独り言」

古川FPが島根と松江市を中心にクチコミとITを駆使して企業コンサル・地域観光興し・個人家計見直しを、自由に感じたままに!

あなたの年金大丈夫!その3

2007-05-27 08:05:14 | 家計・団塊世代・年金
「宙に浮いた年金」5千万件、救済策を検討 政府・与党(朝日新聞) - goo ニュース

年金記録 生年月日不明30万件 入力ミスも 社保庁ずさん管理(産経新聞) - goo ニュース


Web日経5月16日情報、2001年度末まで国民年金保険料の徴収業務をしていた市町村の内、全体の15%の284が加入者の氏名や納付実績を手書きにしていた名簿を全て破棄していたことが皮肉にも社会保険庁の調査で判明したそうです。保管場所に困って捨てたとみられているそうです。何処に捨てたんでしょうか?焼却?こうした市町村では過去の記録の再調査は難しく、加入者が領収書を保管していなければ年金受取額が減る例も出るそうです。大変です!自治体は保管場所?このIT化された時代にPDF化などスキャンを利用した方法など知らないのでしょうか?

国民年金は現在、自営業者を中心に2190万人が加入しているそうです。破棄された名簿に記載されていた加入者総人数は不明だそうで、社会保険庁は破棄した市町村名を公表していませんので、誰も安心できません!公表すべきです、大切な情報をなくしたのですから。

本人が保険料を払ったと主張しているにもかかわらず、記録がない加入者が3月末時点で全国に約20,600人いるそうです。まだきっと本人が気づいていない人がいれば、かなりこの数字が膨れあがるかも知れませんね?驚きです!そして、こうも記事には触れられています、本人の勘違いだけでなく、社会保険庁などが記録を抹消したケースがあると有ります。領収書などは、5年の保存期間の筈ですが、大本で記録抹消ですか?社会保険庁は一体どんな仕事をしているんでしょうね?監督責任は最終的には総理大臣では?首相の責任は如何に???

市町村は年金納付実績などを全て社会保険庁に郵送しているため、名簿は市町村の手持ちにある「控え」にしか過ぎないそうです。記録は全て社会保険庁に有れば特に必要ないものだが、これが一部消失しているため、代わりに納付を確認する有効な手段とみられていたそうです。

社会保険庁は年金記録問題が表面化した昨年夏、市町村に名簿を保管するように要請したが、284市町村はその前に破棄してしまった模様だそうです。残りの市町村も全ての名簿を保管し続けているかは不明だそうです。だったら何処で調べるの?どうするの?

加入者が保険料を払ったと記憶していても、社会保険庁に記憶がなく、市町村の名簿も破棄されていた場合は、領収書など保険料納付を証明する書類が手元になければ、年金の受給額が減ったり、支給されない恐れが出てくるそうです。これって、どうゆう事でしょうか?結局、払い損なのか?大量の不明な年金は本来掛金を払った人へ支払うべきものが、管理をする筈の社会保険庁の大きな怠慢の為に、自ら失敗したグリーンピアにでも補填するのでしょうか?最近、フリーターなどのデモがあり少し話題になりましたが、年金保険料を支払っている人のもいつかは、大きな意思表示をするかも知れませんね?それとも、安部首相の顔を立てて自分の支払った年金保険料を貰えなくても、我慢する太っ腹を見せるのでしょうか?


情報元:PowerFP


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