手相の勉強・・・？？

雨も二日目

久しぶりに電車に乗りました。

赤坂見附へ行くのに、有楽町線の平和台から行きましたが、
着いてみたら、大江戸線の光が丘の方が歩くのが少ないことが分かり
帰りは大江戸線を使って帰ってきました。

行く時は永田町駅で降りて、歩いたのですが

ん～～。。　　なつかしい。。。

娘が中学生の頃にはまだ大江戸線が無かったので、
永田町乗換えで渋谷まで父兄会やらなにやら
行事のたびに通ったことが思い出されました。

テレビで渋谷駅などで
「手相の勉強をしていますので、ちょっと見せてください。」

と、近づいてきて、怪しげなビルに連れて行かれて
「高額な印鑑やらダイヤなどを買わせている。」

そんな特集をしていたのを、思い出しましたが、
十数年前にも同じことをしていました。

その頃は、いかにも上品そうなご婦人が同じ言葉で誘っていました。

もちろん、私も何度も、何度も声を掛けられたものでした。

それに加えて、「アンケートをお願い致します。」

「恵まれない人に寄付を。」などなど。

うっかり寄付などしてしまうと、住所氏名を無理やり書かされるから

しっかりした寄付でないと大変な事になるからと娘が、
学校でいろいろ見聞きした事を教えてくれたので

声を掛けられても、無視・無視・しながら無事に過ごせました。

ところが、
その頃には、今のマンションの所に製本工場があり、
工場のうえは会社の寮になっていて、若い男の子達が沢山住んでいたのですが、

その中の一人の若い男の子が・・・

高額な印鑑とダイヤを買わされて、貯金もすってんてんになってしまいました。

直ぐに消費者センターに連れて行き、
しばらく時間はかかりましたが、
いろいろ手を尽くして頂き、何とか取り戻す事ができました。

どうしてそんな事になったのか聞いてみたところ、
どこかで住所と電話番号などを書いたらしく

ある日曜日に若い女の声で

「近くまで来ているので一緒にお茶を飲みませんか？」

それが始まりだったそうです。

「運勢が良くなるから」と印鑑を、「いずれ結婚する時必要だから」ダイヤを。
彼は今でも一人暮らしですが・・・・


その後も、データーは残っているから、何年も電話がかかってきていました。