お帰りなさい。行ってらっしゃい。

時々雨。

寒い国と言っていたシアトルから娘は帰ってきました。

その日にイギリスに短期留学に出かけるお嬢さんがいました。

荷物を詰めている時だったので、『まってて。』とすぐにネットで
気温を調べてあげたら、やはり寒そうだったので、
一週間の天気をプリントアウトしてあげ、ついでに思わず

『帰ったらすぐに教えてね。心配だから。』
『病気になったらどうするか、調べた？』

『私、ここで一番に救急車のお世話になったので、調べておきました。』

ちょっとの間に、たくましくなっていました。それでも・・・

本当に親は、帰ってくるまで心配で、心配で、
飛行機事故のニュースなどは、絶対に見ないようにしていました。

その心配でいっぱいな時に、

疲れた声で『とりあえず帰ってきたので連絡しました。』

と、電話が掛ってきて一安心です。

そろそろ、マンションの窓も明るさが一日一日増えていっています。

久しぶりに会った唐辛子君が色白な顔で現れました。

ず～～と家から出なかったようで、さぞお母様は喜んだことでしょう。