３月ひな祭りのトホホな・・・

今日から３月。。とうとう卒業式の月になりました。

そして入居してくる方達を迎える月になりました。

街に出てもスーパーまでも、ひな祭りの歌が一日中耳に聞こえてきます。

我が家のお雛様は箱の中から出してもらえなくなって、
どれくらいの年月になるか、忘れてしまいました。

はじめての女の子が生まれた時に、
知り合いに紹介してもらって、人形の生産地岩槻の工場に行き、
その、巨大な倉庫の中で、これはいいと選んで送っていただきました。

間もなく届いた７段飾りの大きな、大きな雛人形でした。

何人かに手伝ってもらって、組み立ててみたら、
６畳の和室、部屋天井近くから、部屋の隅まで広がり、
人は座ることのできない大きさでした。

巨大な倉庫の中で見た時には、そんなに大きく見えなかったのですが、
目の錯覚とは恐ろしいものです。

それから数年は毎年、お手伝いを頼んで、
リビングに飾っていましたが、出すも仕舞うも大変な苦労で、

今では空調の利いた倉庫の中の、大箱に入って鎮座したままです。

この時期になると、暗い箱の中に入れたままの、お雛様を思い出します。

お嫁に行く時には、持って行ってもらうつもりですが、
まずは、お嫁にいけるのか、そのお人形のお部屋は大丈夫だろうか？？？

それに懲りて、男の子が生まれた時は、
飾るのに楽なものを選ぶはずでしたが、長男には長男らしいものを。。。
と、周りから言われ、泣く泣く、金額だけは同じ位にして、
買い求めましたが、それも間もなくお蔵入りのままです。

当人たちは、覚えても居ないでしょうが・・・・
雛人形と、五月人形は、何時になったら、我が家の蔵から出て行くのでしょうか。