にわか雨にアタフタと

昨日は突然春本番の暖かさになって
一日中気持ちよく過ごせたのですが、
春の天気は気まぐれです。

我が家の出入り口も花壇をつぶして
車庫兼倉庫のシャッターを取り換えたために
コンクリート作業が終わったのが夕方でした。

終わったと喜んだと同時に
雨が急に降り出して、
親方師匠と若いお弟子さんが雨に打たれながら
懸命にコンクリートを守っていました。

親方師匠は３０年前にこの家を建てた時にも
携わったそうですから、結構なお歳です。

『師匠、お歳はどれくらいになりましたか？。』
と何気なく聞きましたら
？？『。。。忘れた。』すかさず若いお弟子さんのフォロー
『恥ずかしいんですよ。』

私もすでに良くある事で、え～～と。。生年月日は。。。書けるのに

『○○才』は、毎回『何歳だった？。』と人に聞く始末です。
あれは絶対に『恥ずかしい』のでなくて『忘れた』が本当でしょう。

家の歴史を知っている方達が元気なのは力強い事です。

フルリール練馬を建てた時の監督は
戸田建設の中でも仕事に厳しいと恐れられていた監督が
指揮を執ってくださいました。

本来なら大きな大きな建物や神社仏閣など
特別な仕事に関わっている監督さんだったそうです。

お陰様で、３．１１の時にも、
５階の学生さんが、『ペットボトルも倒れませんでした。』
そう言ってましたので、

監督にお会いした時にそのことを話しましたら
『このマンションは地震に強い壁構造式にして、部屋がコの字型に並んでいるから揺れには強い。』

その上に、地盤が固くて工事の時に杭工事が大変だったそうです。

そんなお話も直接工事に携わった監督さんに聞けたことは幸いでした。