新宿での顛末

所要がありまして、新宿へ行きました。

娘が中・高等部までは父母会やら何やらで新宿駅は乗換駅で
結構知っていたつもりでした。

あれから何年？・・・あれから十数年。。

あれれ、あれ？南口さえ分からなくて何度聞いたでしょう。

この南口がよく台風なんかの時に中継されていますが、
いい天気の今日は何もなし。

時折、『昔と変わらないわね～～。』なんて所もあったりしました。

用が済んでまた駅に戻り大江戸線に向かおうとしても
『すみません。大江戸線は？』『ワタシ。ワカリマセン。』東洋系外人でした。

また歩いて、今度こそは『大江戸線は？』『私も来たばかりで、すみません。』
どうやら東京に出てきたばかりの人の様でした。

どこかで見ていたのでしょう
学生さんらしき人が近寄ってきて、手を取らんばかりに

『ここをまっすぐ行くと、あそこにピンクの色が見えるでしょ。』
ああしてここへ行ってと手取り足取り詳しく教えてくださいました。

フルリールの学生さんみたい
きっと田舎のおばあちゃんを思い出して、やさしくしてくれたような気がします。

改札を通り抜けて後ろを振り向いたら主人の姿が見えなくてびっくりです。

切符売り場で『有難うございます』と頭を下げている主人の姿を発見し
『どうしたの？。』と聞いたら『切符の買い方を教わって買ってもらった。』

そうだった。練馬がまだ砂利道で
富士山がくっきり見えたころから赤いスポーツカーを乗り回して
電車の乗り方を教わっていない上に、

今でも出掛ける時は、私が切符の手配をしてしまった結果でした。

都内は苦手でも近県はドライブをしまくっていますから
結構詳しくなりました。

来春入居の為に見学においでの方も
北海道から広島、そして近県まで日本中に渡っています。
今から楽しみです。