施設に居る義母に面会に行きました。
昨年の11月に施設から整形外科へ診察に来た母に会って以来です。
こんなにもほったらかしてごめんなさい。
コロナで面会禁止となり、今でも予約を取らないと会えません。でも差し入れは受付までよく届けています。
義母の部屋に入れてもらうのは、4年ぶりなんです。
こんなに久しぶりに主人と二人揃って部屋まで行ったらきっと 迎えに来てくれたのかと勘違いするのでは?と、ちょっと会うのが怖かったです。
帰宅願望が強くて色々な事があったから。本当は会いに行く事が嫌でしかたなかった。
エレベーターを降りて部屋に向かう時、ドキドキしましたが職員さんが快く迎えてくれました。
何より驚いたのは 利用者さんの一人が車椅子で駆け寄って来て、「待ってたよ!! あなた達二人の名前をいっぱい言って、今日をとても楽しみに待ってたよ。」って教えてくれたんです。
初めて会う方なんですが、いつも義母に寄り添い、話を聞いて下さっているとの事でした。
そうだったんだ・・・余計に反省
まだ名前覚えてくれてた。
ありがとう!って思いました。
義母は変わりなく元気でした。
色々な事忘れるけど、同じ話を何回も繰り返すけど、名前をちゃんと覚えていてくれた。
家に帰りたいって一度も言わなかったけど、帰りたいよね。
もしも反対の立場なら 私だったら帰りたい。
毎日寝起きした家、家の隅々まで知り尽くして、庭の手入れして。
旅行へ行っても 帰って来ると「あ~やっぱり家がええわ。」ってよく言ってた。
帰りたいね。でも連れて帰れません。
98歳の義母 やっと施設で友達が二人もできた。
「みんな優しい、ご飯も美味しい、楽しい! 言う事無し!」って初めて言ってくれた。
入所7年目に突入。
私の心も少し軽くなりました。