模型そぞろあるき

模型店に行ったり模型を作ったりつぶやいたり思うさまフラフラするブログです。

模型店巡り東北編青森3

2004年12月04日 | 東北
AM 9:30 in 十和田市

朝っぱらから気温がぐんぐん上昇していくのがわかる。
サルビ?堂開店まで向かい側の神社の木陰で待つ。前日までに購入した模型が愛車のトランクからこぼれそうだ。
戦利品を眺めているうち、時間前だがシャッターが開く。
開店である。

さっそく店内に入る。
キャラものやソフビの製品が目立つが、お目当てのアレがない。
おかしい?
雑誌にはスケールモデルもそれなりに扱っているような感じの広告が掲載されていたはず。
おかしいのは自分だ。
ここはサルビ?堂であり、広告の主は「プラホビー サルビ?」で、全く別の店だったのだ。

あいた~!。

しかも、このあと、すぐ近くまで行ったにも関わらず素通りしていた。
縁がないとはこういうことか・・・。
いえいえ、全く違います。オマヌーなのです。

AM 11:51 in 三沢市

菊池釣具模型店。
商店街の中にある、一見熱帯魚専門店風の店構えが特徴だ。
店内は薄暗くいい感じである。これならパッケージの色あせも日光による変形も心配ない。わくわく。
んん?
兼業だからだろうか、模型の量は期待したほどではなかった。
気に入ったものが無く、すぐに出る。
がっくり。

ここで!

ここで気を引き締め、第六感を働かせるべきだった。            (ムリムリ)
周囲の町並みに目を配れば、その気配は感じ取れたのではないか。  (だからムリだってーの!)
ここが運命の分かれ道だったのだ。
角を曲がって大通りに出たが、そこを右折してしまった。
逆に、左折していれば「プラホビー サルビ?」に気づけたはずなのだ。
ひょっとしたら三沢市のメインの店だったかも知れない・・・。イヤきっとそうに違いない。

ここでもまた心残りができてしまった・・・。
次こそは・・・、待っとれよ「プラホビー サルビ?」!!


PM 12:23 in 百石町

コム?イ模型に到着。
おお、ショーウィンドーに完成品が飾られている。当然のことなのに感銘を受ける。
ドアをくぐると目の前には山また山。
模型の山で店の人が見えないではないか。
飛行機もあるある。フォッケもある。(購入済みのものだったが)
ほぼ全ジャンルの商品とマテリアルが揃っている。
三沢市からも八戸市からも約10km離れているこの町の無くてはならないホビーステーションだ。
いい店を見つけたので何となく嬉しい気分で店を出る。
そもそもこういう店を見るための旅なのである。
あの店を日常的に利用できるはずなど無い。
店の存在を知ることに意味があるのだ。

PM 12:59 in 八戸市

ミウ?電波模型店に到着。
このときまで、イカス名前の模型店だな、ぐらいにしか考えていなかった。
RCショップのことだと入ってからようやくわかるこの鈍さが憎い。
太陽の熱波が思考を溶かしてしまっていたのだろう。
きっとそうなんだ。
うん。

石?模型店。
こぢんまりとした模型的な模型店だ。
さっと見回して店を出る。

ホビーショップUF?。
1階が文房具店で、その2階である。
階段に到達するまで、1階店員ネーちゃんの視線攻撃が痛い。
階段を上りきったところから、模型列島が並んでいる。
品揃え、各種マテリアルなど申し分ない。完成品やディオラマがガラスケースに陳列されているのが印象的。
ただ、何となく、もっとたくさんの作品が並んでいればイイナー。
もっと見たいナー。
ちびっ子も、この道に引きずりこめるようなモノも展示するとイイナー。

小学生か。

すいません。
まちがいなく、八戸市のホビーステーションです。
八戸市のモデラーは幸せです。


PM 14:55 in 三戸町

アポ?到着。
カーテンが開いてるってことは、やってるってことなんだけど・・・。
鍵がかかってるよ?
おばちゃん登場。
何?町の祭りだ?
祭りの準備で出かけた?
5時まで帰ってこない?

・・・パス。

ここにも心残りが・・・。待っと(以下略)


PM 16:33 in 久慈市

ナカ?イ模型に到着。
あれ?お祭りか何かで特別に店内を配置換えしたのかな?と思わせるがらんとした状態。
店頭には花火や水風船を浮かべ水を張ったビニールプール、かき氷。
左手、壁の棚には模型がひっそりと置かれている。
ご主人に尋ねると模型はそれだけとのこと。

模型業界は厳しいです。
新規参入の方、よほど腹をくくっていただかないと、痛いだけでは済まないかも知れません。

走り続けて疲れた上、この先の模型店巡りに不安を抱く。
癒しがほしい・・・。
筋肉痛が走る。マッサージ屋は・・・ない。

床屋がありました。
洗髪してもらうだけでも違います。
GO!

丁寧な仕事ぶり、いい床屋だったなあ。
リフレッシュかなって宮古市に向かう。
今日の宿は、そこ。
例によって夕飯どき過ぎに着く。
腹が減って眠れない。
外はお祭り、人がごった返している。
デパート?の屋上がビアホールになっている。

つい、行っちゃった。
それが大間違いだった。

大人数の客を4人で応対していた。
客は50人ほど、さほどではない。
これならすぐ食事ができる、そう思った。
ビールとつまみ3000円分の料理を注文、料金は前払い。

周りを見ると他の客のテーブルには空いた皿やコップが並ぶ。
もうみんな帰るのかな?

甘い。

待っていたのだ。

注文した料理が来るのを今か今かと待っていたのだ。

みんながみんな、帰りたくても帰れなかったのだ。

そう、自分もひたすら待った。
そして、根負けした。

帰り道で新鮮な海鮮丼の店を見つけて何とか食事にありつけたのが救い。

これがこの日のオチ。
ビアホールをヤルなら、気持ちよく飲めるよう人手の手配は忘れちゃあならねぇぞ?、****!。(怒)




















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