こんちは~
シャッターが片方だけ半端に開いてるのは馴染み客だけ相手に営業しているからだよ
そんな風に店内から出てきた知らない人に尋ね込んで聞き出した事情
だから今日もやってるものとばかり思ってドアを潜りました
薄暗い店内は何もかも取り外され無惨な有り様
奥の茶の間は灯りが点いてます
おっちゃんが出て来ました!
「もう完全にお辞めになるんですね?」
尋ねると頷いたおっちゃん
「長いことお世話になりました、お元気で!」
ただの客だっただけの私です
余り言うべきこともありません
寂寥感だけはやたらとありましたが、それを口にしてもねぇ…
この町の昭和を感じられるモノが、人も街並みも、全部が消え去って行きます
歴史的建築物であろう一つの古い病院もいつの間にか取り壊されていました
今回の理髪店のご近所の廃屋も更地となっておりました
高校生だった頃の思い出の街ですが、もうね、知らない街になりつつあります
歳を重ねるなんてこんなもんでしょうなあ
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