キャリアコンサルタントのなかちゅうです。
奈良県磯城郡に在住です。
いままでずっとキャリアコンサルタント試験の対策についてでしたが
今回はキャリアコンサルタント試験に合格してからの更新講習について書きます。
国家資格キャリアコンサルタントとCDA(キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)の更新は
ともに5年後となるが、更新条件はそれぞれ違います。
国家資格キャリアコンサルタントは、厚生労働省が決めた条件を満たす必要があります。
(知識講習が8時間以上、技能講習が30時間以上の受講)
◇国家資格キャリアコンサルタント(厚労省のHPより引用しています。)
(1)更新講習の概要
キャリアコンサルタントの登録を継続するためには、更新講習を更新期間内に一定時間数以上受講の上、更新を行う必要があります。
これは、キャリアコンサルタントについて、試験合格時に確認した知識・技能を継続的な学習によりブラッシュアップしていることを制度として確保し、キャリアコンサルタントの資質を保証することによって、キャリアコンサルタントの活用を促進していくことを企図しているものです。更新講習は、知識の維持を図るための講習(知識講習)と技能の維持を図るための講習(技能講習)から構成されています。
(2)知識講習について
知識講習については、時間の経過に伴い内容自体が変化する労働法令や労働市場の実態等を重点に知識のブラッシュアップを図ることを主たる目的とするものであり、資格取得後に改定のあった労働法令等の最新知識をすべからく修得することが求められます。
知識講習には、次の科目が含まれています。
・ 職業能力の開発の知識
・ 人事管理及び労務管理の知識
・ 労働市場の知識
・ 労働関係法令及び社会保障制度の知識
・ 学校教育制度及びキャリア教育の知識
・ メンタルヘルスの知識
・ その他キャリアコンサルティングを適正に実施するために維持を図ることが必要な知識
厚生労働大臣の指定する知識講習は、上記すべての科目を含む、8時間以上の講習となっていますので、1つの講習を受講することで、知識講習の受講要件を満たすことが可能です。
知識講習は、その知識をブラッシュアップするという観点から、更新を行う直前の概ね1年の間に受講することが望ましいものですが、これ以外のタイミングでも、その時点での最新情報を把握するために同講習を受講することはむろん妨げられませんし、これ以外の方法、具体には厚生労働省ホームページや指定登録機関の情報を確認する等により、労働法令等の最新知識を常に把握しておくことが望まれます。
(3)技能講習について
技能講習については、受講者のキャリアコンサルタントとしての経験、活動分野や能力水準等に応じて、補うべき分野やさらに伸ばすべき分野が異なることから、一定の科目の範囲内から受講者がキャリアコンサルタントとしての経験に応じて必要な科目を選択して受講することとされています。
技能講習は、次の科目の範囲内で実施することとされています。
一 キャリアコンサルティングに関する基本的な技能
1 カウンセリングの技能
2 グループアプローチの技能
3 キャリアシート(職業能力開発促進法第15条の4第1項に規定する職務経歴等記録書を含む。)の作成指導及び活用の技能
4 相談過程全体の進行の管理に関する技能
二 相談過程において必要な技能
1 相談場面の設定
2 自己理解の支援
3 仕事の理解の支援
4 自己啓発の支援
5 意思決定の支援
6 方策の実行の支援
7 新たな仕事への適応の支援
8 相談過程の総括
技能講習は、キャリアコンサルタントがその経験や活動領域等に応じて計画的に受講することが望ましく、たとえば、毎年に6時間ずつ、順次より高いレベルの講習を受講していくことなどが考えられます。
厚生労働大臣の指定する技能講習には、領域や技能に着目したものや、技能レベルに着目したものなど、多様な講習がありますので、ご自分に必要な技能を踏まえ、最も効果的な講習の組合せを念頭に、これらを計画的に受講することが期待されます。
◇CDA(キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)
5年間で100ポイントを集める。
国家資格更新で必要な技能講習を受けたり、JCDA主催のピアトレーニングに参加したりなど
それぞれのポイントが定められています。
・ピアトレに参加:5ポイント
・技能講習に参加:7~14ポイント
・勉強会に参加(勉強会の主催者の申請が必要):5ポイントなど いろいろあります。
キャリアコンサルタントであるという意識さえあれば
5年間で100ポイントを集めるというのは決して難しいことではありません。
つまり
キャリアコンサルタント試験に合格することは、みなさんにとって先ず大切なことかもしれませんが
合格は「ゴール」じゃなく、「スタート」です。
取得してから、どう生かしていくかです。
★国家資格キャリアコンサルタントとCDAの両方をもつメリットとデメリット
・CDAが持つ業務情報(業務斡旋)やノウハウ、コネクション(出逢い・繋がり)等を得られることです。
(国家資格キャリコンサルタントは、肩書をもらえるだけで、厚労省からのアフターケア(フォロー)や業務斡旋などありません。
・CDAを持っていたら、国家資格の更新講習も無料(もしくは割引価格)で受講できるものもあります。
・デメリットとしては、それぞれに会費を払ったり、更新手続きをしなければならないということです。
☆はわたしは、資格を取得して1年半ですが(2018年9月)
国家資格キャリアコンサルタント 知識講習8時間 受講済み、技能講習 14時間 受講済み
CDA 179ポイント (すでに更新条件クリア)
⇒ 最低でも500ポイントいきそうです。
キャリアコンサルタント実技論述対策のアドバイス、実技面接対策ロールプレイングのお手伝い・フィードバックなどを必要とされる方は、お声掛け下さい。(奈良県・大阪府・京都府の方なら対応は可能だと思います。)
お問い合わせは ここに にお願いします。
奈良県磯城郡に在住です。
いままでずっとキャリアコンサルタント試験の対策についてでしたが
今回はキャリアコンサルタント試験に合格してからの更新講習について書きます。
国家資格キャリアコンサルタントとCDA(キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)の更新は
ともに5年後となるが、更新条件はそれぞれ違います。
国家資格キャリアコンサルタントは、厚生労働省が決めた条件を満たす必要があります。
(知識講習が8時間以上、技能講習が30時間以上の受講)
◇国家資格キャリアコンサルタント(厚労省のHPより引用しています。)
(1)更新講習の概要
キャリアコンサルタントの登録を継続するためには、更新講習を更新期間内に一定時間数以上受講の上、更新を行う必要があります。
これは、キャリアコンサルタントについて、試験合格時に確認した知識・技能を継続的な学習によりブラッシュアップしていることを制度として確保し、キャリアコンサルタントの資質を保証することによって、キャリアコンサルタントの活用を促進していくことを企図しているものです。更新講習は、知識の維持を図るための講習(知識講習)と技能の維持を図るための講習(技能講習)から構成されています。
(2)知識講習について
知識講習については、時間の経過に伴い内容自体が変化する労働法令や労働市場の実態等を重点に知識のブラッシュアップを図ることを主たる目的とするものであり、資格取得後に改定のあった労働法令等の最新知識をすべからく修得することが求められます。
知識講習には、次の科目が含まれています。
・ 職業能力の開発の知識
・ 人事管理及び労務管理の知識
・ 労働市場の知識
・ 労働関係法令及び社会保障制度の知識
・ 学校教育制度及びキャリア教育の知識
・ メンタルヘルスの知識
・ その他キャリアコンサルティングを適正に実施するために維持を図ることが必要な知識
厚生労働大臣の指定する知識講習は、上記すべての科目を含む、8時間以上の講習となっていますので、1つの講習を受講することで、知識講習の受講要件を満たすことが可能です。
知識講習は、その知識をブラッシュアップするという観点から、更新を行う直前の概ね1年の間に受講することが望ましいものですが、これ以外のタイミングでも、その時点での最新情報を把握するために同講習を受講することはむろん妨げられませんし、これ以外の方法、具体には厚生労働省ホームページや指定登録機関の情報を確認する等により、労働法令等の最新知識を常に把握しておくことが望まれます。
(3)技能講習について
技能講習については、受講者のキャリアコンサルタントとしての経験、活動分野や能力水準等に応じて、補うべき分野やさらに伸ばすべき分野が異なることから、一定の科目の範囲内から受講者がキャリアコンサルタントとしての経験に応じて必要な科目を選択して受講することとされています。
技能講習は、次の科目の範囲内で実施することとされています。
一 キャリアコンサルティングに関する基本的な技能
1 カウンセリングの技能
2 グループアプローチの技能
3 キャリアシート(職業能力開発促進法第15条の4第1項に規定する職務経歴等記録書を含む。)の作成指導及び活用の技能
4 相談過程全体の進行の管理に関する技能
二 相談過程において必要な技能
1 相談場面の設定
2 自己理解の支援
3 仕事の理解の支援
4 自己啓発の支援
5 意思決定の支援
6 方策の実行の支援
7 新たな仕事への適応の支援
8 相談過程の総括
技能講習は、キャリアコンサルタントがその経験や活動領域等に応じて計画的に受講することが望ましく、たとえば、毎年に6時間ずつ、順次より高いレベルの講習を受講していくことなどが考えられます。
厚生労働大臣の指定する技能講習には、領域や技能に着目したものや、技能レベルに着目したものなど、多様な講習がありますので、ご自分に必要な技能を踏まえ、最も効果的な講習の組合せを念頭に、これらを計画的に受講することが期待されます。
◇CDA(キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)
5年間で100ポイントを集める。
国家資格更新で必要な技能講習を受けたり、JCDA主催のピアトレーニングに参加したりなど
それぞれのポイントが定められています。
・ピアトレに参加:5ポイント
・技能講習に参加:7~14ポイント
・勉強会に参加(勉強会の主催者の申請が必要):5ポイントなど いろいろあります。
キャリアコンサルタントであるという意識さえあれば
5年間で100ポイントを集めるというのは決して難しいことではありません。
つまり
キャリアコンサルタント試験に合格することは、みなさんにとって先ず大切なことかもしれませんが
合格は「ゴール」じゃなく、「スタート」です。
取得してから、どう生かしていくかです。
★国家資格キャリアコンサルタントとCDAの両方をもつメリットとデメリット
・CDAが持つ業務情報(業務斡旋)やノウハウ、コネクション(出逢い・繋がり)等を得られることです。
(国家資格キャリコンサルタントは、肩書をもらえるだけで、厚労省からのアフターケア(フォロー)や業務斡旋などありません。
・CDAを持っていたら、国家資格の更新講習も無料(もしくは割引価格)で受講できるものもあります。
・デメリットとしては、それぞれに会費を払ったり、更新手続きをしなければならないということです。
☆はわたしは、資格を取得して1年半ですが(2018年9月)
国家資格キャリアコンサルタント 知識講習8時間 受講済み、技能講習 14時間 受講済み
CDA 179ポイント (すでに更新条件クリア)
⇒ 最低でも500ポイントいきそうです。
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