キャリアコンサルタントのなかちゅうです。
奈良県磯城郡に在住です。
第10回キャリアコンサルタント試験の合格を目指している方へ
今回は、参考図書の紹介です。
まだまだ良い本はいっぱいあるとは思いますが
わたしが読んだ本の中で、良かったと思うものをピックアップしました。
◇キャリアコンサルタント(田中稔哉)
日本マンパワーが出版している本なので、マンパワーの養成講座を受講した方は、復習に適した本です。
特に、序章の「キャリアコンサルティングとは」「キャリアコンサルタントの歴史」「増していく重要性」と
chapter3「合格にむけた勉強法」、chapter4「キャリアコンサルタントとして活躍するために求められる知識・スキル」を熟読しました。
◇マンガでわかるやさしくわかる傾聴(古宮昇)
当初のわたしは理解していたつもりだったが、
本当の意味で理解できていたとは言い難い「傾聴、受容、共感(同意との違い)」が
この本を通してわかったような気がします。
マンガを使って視覚的にもわかりやすいです。
Part2 「傾聴の基本」 part3「傾聴の実践」が理解を深めるのに役に立ったと思います。
◇キャリアコンサルティングの理論と実践(木村周)
学科試験の受験対策には必須です。
技能士2級を受験する上でも必要となる本の一冊です。
わたしは最初から最後までのすべてを熟読するというよりは
学科試験対策をしている分野の確認・補強のために使用しました。
◇謙虚なコンサルティング(エドガー・H・シャイン)
自分ではなく相手が答えを見出す「問い方と聴き方」
この本は、キャリアコンサルタント試験に合格してから、読んだ本の一冊です。
◇マイクロカウンセリング技法~事例場面から学ぶ~
キャリアコンサルタント試験の面接でテーマとなるような事例ばかりというわけではありませんが
逐語記録が掲載されているので、真似のできる素晴らしい問いかけは、わたしも使えるようにしました。
さらにこの本の良いところは
いくつかのコンサルティングシーンをDVDにしてくれています。
素晴らしい問いかけをチェックすることはもちろんですが
「間の取り方、問いかけのテンポ、表情、しぐさ」などがとても参考になりました。
ただ値段が高いです。
◇「経験代謝」によるキャリアカウンセリング(立野了嗣)
日本キャリア開発協会理事長である立野先生の著書です。
「自己概念とは」「経験の再現、経験代謝とは」などが記されています。
この本もキャリアコンサルタント試験に合格してから読みましたが
奥が深く、私自身が理解できているとは言えませんが、とても良い本だと思います。
キャリコンさんの勉強会でもよく使用されています。
ピアトレーニングにおいて講演していただいた際に
サインを書いていただきました。
わたしの宝物のひとつです。
今回は6冊をピックアップしましたが、少しでも参考になれば幸いです。
(合格するための試験対策としては不要かもしれませんが
キャリコンとして知識を深める意味では、とても有効な本ばかりです)
キャリアコンサルタント実技論述対策のアドバイス、実技面接対策ロールプレイングのお手伝い・フィードバックなどを必要とされる方は、お声掛け下さい。(奈良県・大阪府・京都府の方なら対応は可能だと思います。)
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