2024年8月13日、火曜日。 晴れ。
オリンピックが終わり、祭りの後のお盆です。
山や海での事故が相次いでいますので、お出かけの方はくれぐれもご注意を!
そして、、、
祝!大谷選手、36号HR!😄
8月になって調子を落としていますが、朋友ベッツの復帰に刺激されて打率が上がってくることを信じてます!
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#山の記憶
忘れられた道
11日の日曜日、
奥多摩は大氷川のお祭りに合わせて、二つの古道を訪ねて来ました。
かつて白丸と氷川を結んでいた「数馬の切り通し」と「根岩越え」。
今では廃道となり忘れ去られた昔道です。
渓谷とダム湖の景色と共にご覧下さい。
先ずは、
鳩ノ巣駅から多摩川の鳩ノ巣渓谷へ。。。
大多摩ウォーキングトレイルというハイキングコースになっています。
水遊びの子供達♪
青年たちも楽しそう。
秋の花が咲き始めました。
ボタンヅル
キンミズヒキ
白丸ダム
昭和38年(1963)に発電用ダムとして作られた高さ30mの重力式コンクリートダムです。
ダム湖はカヌーやサップを楽しむ人達で賑わっていました。
YouTubeショート映像☟
ダム湖の先に見える谷の左岸が、これから向かう「数馬の切り通し」です。
数馬の切り通し
白丸から上流の氷川に抜けるため、江戸元禄期に数馬峡谷の岩壁に造られた切り通しです。
岩に火を焚いて水をかけ脆くした上で、石ミノを使って開削したそうです。
この道の開通により、青梅街道が甲州に向かう道として利用される様になりました。
現在はこの真下を、青梅街道(国道411)の「白丸トンネル」が貫通しています。
今は通行不能となった切り通しの上に、大天狗社がひっそりと佇んでいました。
白丸の集落に戻って、
今度は「根岩越え」に向かいます。。。
根岩越え(ネーヤ越え)
数馬の切り通しが出来る以前に使われていた尾根越えの難路です。
現在は一部が高圧鉄塔の巡視路となっていますが、地図にも載っていない忘れられた古道です。
氷川側には「屏風岩」と呼ばれる岩峰が立ち塞がっています。
屏風岩の上部
鉄梯子やロープがあって、辛うじて通過することが出来ます。
難所を抜けた後も息を抜けません。
やっとの思いで氷川に下りました。
奥多摩駅の裏手(東側)に見える尾根を越えて来ました。
尾根の上部に小さく白く見えるのが屏風岩です。
今では国道やJRで簡単に行き来が出来る奥多摩ですが、昔は隔絶された地域だったことを改めて実感しました。。。
この後、
奥氷川神社の獅子舞いを見物しました。
その様子は後日の投稿にて!
本日もご訪問頂きまして有難うございました。