在宅勤務の合間に、かみさんと近所の河津桜の見納めに行ってきました。
もしや、、、と思って寄り道した場所に、僅かながらつくしが顔を出していました。
ちょいとピンボケですが。。。😅
道端は春のシグナルで溢れています♪
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日本橋川で橋巡り・エピローグ
通勤散歩で始めた日本橋川の橋巡り。
余禄も含め、計7回の記事投稿にお付き合い頂きまして有り難うございました。
🙇
全長5kmにも満たない日本橋川に架けられた橋は全部で27本。
2本の鉄道橋を除く25本の橋を、実際に自分の足で歩き、目で確かめて気付いたこと、調べて判った事などを整理して、記録を兼ねたエピローグとさせて頂きます。
日本橋川の橋の魅力
徳川家康の天下普請に始まり、明治維新、関東大震災、東京大空襲、戦後復興と、、、首都東京の歴史を今に伝えてくれるのが日本橋川の橋の魅力です。
江戸時代からの歴史を持つ橋は次の10本です。(上流側から順に)
俎橋、雉子橋、一ツ橋、神田橋、常磐橋、一石橋、日本橋、江戸橋、湊橋、豊海橋、
姿かたちは変われども、その場に立つと得も言えない歴史ロマンを感じます。
一方、大正12年(1923)の関東大震災後に生まれた、いわゆる「震災復興橋」が10本もあり、当時の東京再生計画が如何に大掛かりであったかを物語っています。
多くの橋が幾度となく架け替えられていますが、現存の橋として一番古いのは明治10年の常磐橋(旧常盤橋)で、その次が日本橋(明治36年)です。
大正時代の橋は雉橋、一ツ橋、西河岸橋の3本で、何れも大正14年の竣工ですが、これは震災で被害を受けた橋を架け替えた為でしょう。
昭和の戦前の橋は10本、戦後が6本、
平成竣工の橋は4本ですが、時代によって橋の表情や風格が異なるのは一目瞭然です。。。
最後に、、、
独断と偏見でベスト10を選んでみました。
日本橋川の橋、BEST-10🎊
( )は現存橋の竣工年です。
次点 江戸橋 (昭和2)
本来の実力は十分だと思うのですが、折悪く改修工事で橋の姿が隠れていたので、惜しくも次点としました。
第10位 湊 橋 (昭和3)
見た目は平凡ですが、江戸時代から続く橋であることと、何よりも「空」が見えるのが高得点です。
第9位 一ツ橋 (大正14)
名前も歴史も文句なしですが、橋の全容が見え難いのが玉に瑕で、9位に甘んじました。
第8位 常盤橋 (昭和元)
震災復興橋ですが、どっしりとした石造りのアーチが秀逸です。
第7位 鎌倉橋 (昭和4)
同じく震災復興橋ではありますが、戦時中の機銃掃射の跡が残る歴史の証人です。
第6位 堀留橋 (昭和元)
川の埋め立ての歴史の名残を留める橋名と、橋の袂のお地蔵様で好位置につけました。
第5位 常磐橋(旧常盤橋)(明治10)
日本橋川の現存橋の中で一番古い橋です。
常盤橋公園の石垣と一緒に堪能出来ます。
第4位 一石橋 (平成9)
現在の橋は陳腐ですが、かつて「八つ見橋」と呼ばれた江戸時代の姿に想像が膨らみます。
🥉第3位 豊海橋 (昭和2)
日本橋川で唯一のトラス橋で、橋巡りを始めるきっかけとなった橋でもあります。
永代橋とのコラボも見逃せません。
🥈第2位 雉子橋 (大正14)
名前の由来と、橋の上に開けた空が印象的で、堂々の二位に入賞!
🥇第1位 日本橋 (明治36)
文句なしの第一位!。
橋の名前が、地名にも川の名前にも使われているのですから別格です。
いつの日か、、、
日本橋の空は復活するのでしょうか。
「#日本橋川で橋巡り」のカテゴリーを作って計8本の記事を仕分けましたので、興味のある方はお立ち寄りください。
本日もご訪問頂きまして有難うございました。