皆さん、こんばんは。
週末は山にも行かず家でのんびり過ごしました。
散歩ネタもありませんので、今日は暇に任せて書き溜めて来た他愛もない思い出話を投稿します。
毒にも薬にもなりませんので悪しからず。。。
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#毒にも薬にもならないハナシ
私が20代の後半、営業で国内を飛び回っていた頃の毒にも薬にもならない思い出話です。
一片の唐揚げ
出張先は福島だったか、仙台だったか、、、
昼時の東北新幹線に飛び乗った時の事でした。
座席は3人掛けの通路側です。
中央の空席を隔てた窓際には学生さんと思しき青年が座っていました。
列車が大宮を過ぎた辺りだったでしょうか。
出張先での仕事の事などを考えながらぼんやりと窓の景色を眺める私の視界の隅では、青年が駅弁を広げ箸を付け始めていました。
窓際で駅弁を頬張る青年と、その青年越しに窓の景色を眺めるサラリーマン。。。
今にして思えばその時、ちょっと居心地が悪そうな青年の挙動に気付くべきだったのでしょう。。。
ちらちらと此方を気にする素振りを見せた青年が思い立った様に箸を止めたかと思うと、弁当の唐揚げを指しながら、私に一言、、、
「・・・ひとつ、食べますか?」
えっ、、、😳?、 私 ?
思わぬ一言に面食らって動揺する私。。。
「え、あ、大丈夫です、、、」と、慌てて反対側を向くしかありませんでした。
まさか、新幹線で食べ物を恵まれることなろうとは思っても居ませんで、、、
目は口程に、とは言いますが、視線の置き場には気を付けろ、というお話でした。
写真はWebから拝借しています。
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