3度目の非常事態宣言で山に出掛けるのを控える代わりに散歩ブログを始めてから未だ2ヶ月も経っていませんが、道端に咲く花の顔触れは次々と入れ替わっています。
ブログを始めた頃、何処にでも咲いていたカタバミ類はすっかり見かけなくなり、その後一気に勢力を増したドクダミや、紫陽花さえもも早や終盤です。
一方、春先からずっと咲き続けている花といえば、シロツメクサとアカツメクサでしょうか。勿論、同じ個体が咲き続けているわけではないでしょうし、春先のような勢いこそはありませんが、今でも至るところで我が物顔に咲き続けています。
似た者同士のハルジオンは、いつの間にかヒメジョオンに置き換わっているようです。
今までハルとヒメの区別など興味もありませんでしたが、改めて調べてみると知らなかった事ばかり!。そもそも名前がハルジオンとヒメジオンではなく、ハルジオン(春紫苑)とヒメジョオン(姫女苑)であることも初めて知りました。
単調なジョギングコースを賑やかにしてくれるヒメジョオン。
ハルジオンはその名の通り春に咲き、ヒメジョオンは初夏から秋にかけて咲くのだそうで、今朝のジョギングコースで沢山見かけたのはヒメジョオンだと知りました。その他にも花の色、花びらの形、葉の付き方、茎が空洞かどうか等の違いがあるそうです。
可憐な姿に似合わず、意外にしぶとく咲き続けているのがユウゲショウです。恥ずかしながら、ユウゲショウという花を花として認識したのはこの春からでして、去年まではその存在さえも知りませんでしたので、このあと何時まで咲き続けるのか楽しみです。
因みにユウゲショウは帰化植物ですが、子供の頃の記憶にも残っていませんので、半世紀前は田舎の北関東には未だ分布していなかったのかも知れません。
ユウゲショウ(夕化粧)
ネズミモチの花のアップ。つぼみの形がネズミのフンに似ていることから名付けられたと聞きました。
白いキョウチクトウ。
最近よく見かけるようになった小さな花ですが、未だ名前が判りません。。。
初顔合わせのコンボルブルス・サバティウス。何やら大仰な名前ですね。
沿道の庭先にこんなのが咲いていました。ブッドレアと言うそうです。
花のアップ
初顔合わせのインドハマユウ。まるで百合の様ですが、葉の形が全く違います。
お決まりの三番瀬ジョギング散歩コースです。
展望広場。春先からずーっと、シロツメクサが咲き続けています。。。
ブラシノキに代わって赤い花を付け始めたのは、アメリカデイゴです。
春の花とばかり思っていたタンポポは未だ咲き続けています。
ムクゲ?、芙蓉?、、、多分、ムクゲだと思うのですが。。。
巨大な紫陽花!
東京の紫陽花はそろそろ終盤です。
こちらの公園もヒメジョオンで一杯です。
春先に白い花を咲かせていたオルレア・グランディフローラ。
子房が大きく膨らんでいます。
栴檀の木にも実がつき始めています。
トベラの実。
ヤマボウシの実。
何の木か分かりませんが、こちらでも小さな実を付け始めています。
ヤマモモの実が沢山。一粒摘まんでみましたが、青臭くて酸っぱいです。
初夏から夏へと、、、花の顔ぶれが目まぐるしく変わっています。
そして知らない内に、花から実へと、世代を繋ぐ準備も始まっていました。
コロナで慌てている人間界が小さく思えてしまいます。。。
(最後までご覧頂き有難うございました)