やさしい俳句入門 の講座を開くことになり活動計画書を書いております
最近は地球温暖化が進み、自然災害も増えつつありますが
長く日本の風土の中で培われてきた四季折々の美しさ
春夏秋冬を楽しみ感動を言葉にすると言うことを
俳句を作ることで実感として伝える
コロナの状況もありますが、楽しみにしています
最近は 句会ライブ という新しいよび方がある
音楽会のようなこの名称は、ワクワクするような感じである
さて昔からある句会の流れは
句会とは
句会というのは複数の人が
自作の俳句を提出し
お互いに選をして
成績を競い
評価しあったり
指導者の指導を受けたりする
集まりのことをいいます
俳句の原点は句会にあると言われるほど
上達するには一番勉強になる
鍛錬の場でもあります
出句①
決められた数の句を
小さな短冊に一枚に一句ずつ書いて提出します
人数が多い時は三句〜五句
少なければ七句〜十句ということになります
特にことわりのない場合は
当季雑詠といって
その季節の季語を用いて作った句をだします
短冊には
句だけを書き
作者名は書かないようにします
俳句は
すべて縦書きにします
清記②
集まった短冊を裏返したままシャッフルし
五句出句なら五枚
出句と同数を各自に配り
各自は、それを清記用紙に並べ書き写します
これで
だれの句がどこにあるのか
それが誰の句かは
全くわからなくなります
選句③
番号を入れたら選句に入ります
清記用紙に書かれている句の
よいと思った句をメモ用紙に書き抜いておきます
終わったら右隣の人へ回し
左隣の人から回ってきた
次の清記用紙から同じように抜いてゆきます
そして
自分が清記したものが戻ってきたら
全部見たことになり
あらためて
抜いておいた句の中から
決められた選句数に絞り
それを選句用紙に記入します
これを互選といいます
披講④
全員が選句用紙を提出したら
それを選句者の名前とともに
順番に全部読み上げます
これを披講といいます
名乗りと講評⑤
指導者がいる句会では
そのコメントや
句の添削を施したりしながら評を行います
また参加者で鑑賞しあう→合評
取り上げられた句の作者は
名前をいいます
これが名乗りです
ここで初めてだれの句であったかが分かるのです
つまり
人にこの句はいい句ですよと認められたから
堂々と
それは私の句ですよと名乗るのです
すべて点の入った句の名乗りが終わると
句会は終了