がめらのフィールドノート

人と自然との出会いの中から湧き上がった想いや音楽、エピソードなどを、紹介します。

都内でキャンプ in 若洲 ~ひとりキャンプ編~

2011年11月19日 | アウトドア
今年の夏、ひとりで八ヶ岳を歩き、これ以上ないほど贅沢な時間を持つことができました。ならば、ひとりでキャンプしたらどうか…!? ひととひとが出会うからこそ自然の中でこころが動くのだ・・・というのが私の持論ではあるのですが、一人っきりのキャンプも、ちょっと経験してみたくなりました。

というわけで、野外活動仲間で集まる芋煮会イベントの前日、会場の江東区立若洲公園キャンプ場で、ひとりキャンプと相成りました。

別に、ソロビバークをしよう、などとストイックなことは考えていません。むしろ今回目指すのは、ひとりなのにぜいたくキャンプ。テント、タープ、ツーバーナー、テーブル、ディレクターチェア、ダッチオーブン、焚き火台、ランタン・・・リヤカーで装備を駐車場からテントサイトまで運ぶこと3往復。人手がないって疲れるのね




実はこの日は、大雨・強風
キャンプ場も人影まばら。でも、わたしと同じ物好き集団はいくつか、炊事場に集まって酒盛りしています。

けっこうしゃれにならない雨と風の中でも、タープはひとりで難なくたてられましたが、問題はむしろテント。

ポールは濡れてて滑るし、本体は雨を吸い込んで重くなるは・・・ポールをテントのスリーブに入れるまでは良しとして、そこから立ち上がりません。“フンヌーー”と力を込めてポールを押し込んでいたら、やおら“パキーン”

ポール、折れました


テント泊、不可能に


車に逃げ込んでもよかったのですが、変な意地がはたらき、結局この日はタープの下で一夜を明かしました。

雨でせっかくのダッチオーブンも出せずじまい。
うーん、明日の芋煮会で使うぞー。

おや、夜半を過ぎて、雨も風もおさまり、空には星が輝いています





設営にがんばった自分に乾杯。
ワインを飲みながらまったり。
明日のメニューをあれこれと考えるのもまた楽し。
星空に胸の中で歓声をあげ、
いすにからだをあずけて夢の中へ。
小鳥の声と朝日に目覚める気持ちよさ。

あぁ、やっぱりキャンプっていいね





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