がめらのフィールドノート

人と自然との出会いの中から湧き上がった想いや音楽、エピソードなどを、紹介します。

新曲またまたできました

2009年09月05日 | 歌づくり
2回目のクラスでも、曲が生まれました。山頂までたどり着けなかったこともあって、どうしても作りたくてたまりませんでした。

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「溢れだす思い出とともに」


冷たい雨に打たれた 吹きすさぶ風に身をさらした
かじかむ手に息を吐き 昇る朝日を待った

予定は約束ではないと 知った
意味もわからず 楽しかった

辛さも 苦しさも 悔しさも 怒りも
あっという間に たくさんの思い出に
とけていった



自分の限界にいどんだ 無力さと向かい合った
何をなしとげたのか わからないままだった

あきらめることは 投げ出すことではないと知った
楽しさも悔しさも 理由は同じだった

こみあげる熱い想い あなたのあたたかさ
いつの間にか たくさんの思い出と
まじり合った



どこまできたのかではなく どこに向かっているのか
達成したかではなく 達成しようとしたのか

手を伸ばして届かないモノでも そこから消えてしまうことはない
目指せ 見つめろ 向かい合え 口をつぐむな ごまかすな

すべてのみこんで 涙ぬぐうな
思い出は 流れはしない

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キャンプファイヤーが終わっても、全員そこから動こうとしませんでした。涙があふれて止まらない子が大勢いました。ひとり、ふたりと部屋に戻り、それでも半数くらいの子がいつまでもいつまでも立ち去ろうとしませんでした。

いたずらっ子の男子、二人が、円から立ち去るときに、森中に響き渡る声で「ありがとうございましたーー!」と叫んだのが、忘れられません。

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6 コメント

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ごめんなさい (がめら)
2010-05-19 11:46:58
R・Tさん、いえ、クロックさん。コメントありがとうございます。

あのときの情景は今でもはっきり覚えているのですが…

残念ながら、名前を覚えていないんですよね。
先生とお話すれば、わかると思うんですが。

でも、いたずら男子二人組と言えば、多分想像通りなのでは!?
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ありがとうございます (がめら)
2010-05-19 11:38:36
凛さん、コメントありがとうございます。
半年前の出来事なのに、まだ色々な感覚がからだに残っています。

強いことばを歌詞に入れたのは、感動に酔って流されてしまわないように、と自分への戒めも込めて、ことばを選びました。

今年もアウトドアシーズンに突入し、昨日、2クラス分を終え、清里から帰ってきました。
まだまだ頑張ります!
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がめらさんへ (クロック)
2010-05-18 21:11:24
元2-6のR.Tです。そのいたずらっ子の男子二人の頭文字って、分かります?? …というより、教えてもらえますか??私はみんなの輪からそうそうに抜けてしまったので…。予測はついておりますが…。名前の方の頭文字だけでも結構です。ゴメンナサイ
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Unknown ()
2010-05-18 18:58:42
いい歌詞…
この曲は、がめらさんにしては強めの口調の曲ですね。
この子供達の登山、大変だったようですね…。
山頂まで登りきれなくて残念でしたね
子供達の様子が目に浮かびます…。
がめらさん、これからも頑張って下さい
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ありがとうございます (がめら)
2009-10-18 17:42:58
なっちさん、コメントありがとうございます
・・・なかなかレコーディングできなくて・・・
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新曲 (なっち)
2009-10-14 12:31:24
良い歌詞ですね。メロディーが、ききたくなりました。
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