がめらのフィールドノート

人と自然との出会いの中から湧き上がった想いや音楽、エピソードなどを、紹介します。

ファーストエイドパックあれこれ

2012年04月09日 | ウィルダネスファーストエイド(野外災害救急法)
野外救急法のブラッシュアップ企画に参加して、いろいろな方のファーストエイドパックを見せていただく機会がありました。




そこで今回は、ファーストエイドパック(以下、FAパック)についてあれこれ・・・。


まずは、私のFAパック。



これは、小学生40人の日帰り登山を想定したパックです。

取り出しやすくするため、4つのパックに分けています。
左端は靴ズレ・捻挫用。その隣は切り傷・擦り傷用。そのお隣は包帯・ガーゼなどの処置用。そのまたお隣は緊急用(生命にかかわる事故用)。右端は傷口洗浄用の水です。


さて、では他の方のFAパックを見てみましょうか。



まずは今回の講師でありますイサムさんのFAパック。



↑トラペルポーチを利用しています。サムスプリントもロール状に巻かずに収納でき、使いやすそうです。




↑これは、上の写真のプラボトルの中に入っている物です。
ちなみにプラボトルに巻かれているガムテープは、割れているからではなく、使うために巻いてあるのだそうです。

これらのアイディアは、ぜひパクらせていただこうかと思っています。




スタッフの方のFAパック。



個人用ですね。コンパクトにまとまっていますね。単独登山のときの参考にします。





お次は、屋久島で縄文杉のガイドをしている方のFAパック。



木道と階段を長距離歩くそうで、膝を痛めてしまうお客さんが多いそうです。
「やはり最後の頼みの綱はキネシオです」だそうです。




こちらは、マウンテンバイクツアーガイドの方。



単独ツアーの時は、一番右端だけだそうです。さすがにコンパクトにまとまっています。



こちらは今回の企画の本部FA。



システマチックに収納されています。見た目もカッコイイ。こういうFAちょっと憧れちゃう。
小さいチャック付きビニール袋にゴム手袋を収納しているのは、パクらせていただきます。




自分のためだけのFAならともかく、救助者になる可能性があったり、指導者・引率者としてFAパックを持つときには、その活動内容や対象者の人数や年齢などを考慮してパックを作る必要があります。

「これがあればOK」という“正解”はありません。

私も何年もの活動を通じて、FAパックの内容も、随分変わってきました。
これからも試行錯誤が続くことでしょう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿