がめらのフィールドノート

人と自然との出会いの中から湧き上がった想いや音楽、エピソードなどを、紹介します。

代々木公園で自然体験活動

2011年11月01日 | アウトドア
都内S区立J小学校三年生の自然体験行事の指導に行ってきました。徒歩圏の代々木公園に出かけて、自然と触れ合おう、という行事です。まぁ、遠足みたいなものです。

しかしながら、担任が引率・指導するのではなく、指導を野外活動のプロに依頼しているところがエライ

実は公立学校では珍しいのです

さて、朝、子どもたちとご対面。2クラス67人の三年生と代々木公園に出発です。




代々木公園に着いたらまずは軽く私と子どもたちとのアイスブレイクタイム。打ち解けるのに少しレクをやって、雰囲気をほぐしました。


さて、最初の活動は「モンタージュ」。落ち葉や枝で先生の似顔絵を作ってみました。グループ毎になかなかの力作ができあがりました。






お次は「森のビンゴ」。三年生なのでかなり簡単なお題にしたおかげで、全グループがパーフェクトでした






三つ目は「落ち葉の色集め」。渡された折り紙の色とできるだけ似た色の落ち葉を集めます。別に競争にしたわけでもないのに、みんな夢中で落ち葉を探し回っていました。


お弁当のあとは、「落ち葉の芸術」。二人一組になって、好みの色や形の落ち葉を拾って、クリアケースにはさんで葉っぱのアートを作ります。出来上がった作品は、晴れた青空に透かして眺めます。「わぁ~」と自然に歓声があがるほど、落ち葉の色が鮮やかに目に映ります。

何回でもつくりなおせますから、子どもたちはいつまでも落ち葉をクリアケースに入れては青空に透かしていました。











都会のど真ん中の小学校たがら、自然体験を大切にしたい、というのはよくある発想。
この学校の素晴らしい点は、それを自分たちが暮らしている身近な場所で実践していることです。
自然を“特別なもの”ではなく“身近なもの”として感じていく教育が、もっと多くの小学校に広がっていく事を願ってやみません。

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