がめらのフィールドノート

人と自然との出会いの中から湧き上がった想いや音楽、エピソードなどを、紹介します。

春まだ浅い清里高原

2010年05月15日 | アウトドア
今年も、都内T小学校の自然教室のシーズンがやってきました。今回は、小学4年生の3泊4日の宿泊行事を2クラス連続で指導しました。(入替日が重なるので、都合6泊7日になります。)

まずは、一クラス目。5/12-5/15。

1日目は足慣らしハイキングでキープファームショップへ。
気温は低いですが、天気は上々です







2日目は飯盛山登山です。
清里側から平沢集落を経て山頂へ向かい、下山は獅子岩からJR最高地点を通って野辺山駅へ抜けるルートです。小学4年生にしては、結構タフなコースです。舗装路の区間が長いので、大人もかなり辛く感じます

飯盛山は綺麗な花が咲き誇る山で有名。この季節、トレッキング好きとカメラ好きが集まるのですが、今年は2週間位、花が遅いような印象を受けました。

でも、結構ホッとできる可憐な花が楽しめました







でもこの日は、最高気温8℃。しかも山頂付近では、おそらく風速10m/sはあろうか、という風が吹いており、体感温度は真冬状態でした。軍手をはめていても指先がかじかみ、上着の上にレインウェアを着て、首にタオルを巻いても、ガタガタと震えるような状態。ゆっくりとした休憩はほとんどとることができず、一目散に下山してしまいました



3日目の夜は、キャンドルの集い。通常は、最後の夜のキャンプファイヤー…という展開ですが、このクラスは、最初からキャンドルの計画でした。

手前味噌ですが、担任の先生が、以前、私のキャンドルの集いをご覧になって、「晴れていてもやる価値がある!」と感じてくださったのです。





ちなみに、このキャンドルステージは、私が大学生のときに考えたオリジナル。室内の灯りをつけなくても、40人の円の反対側の人の顔が十分見分けられる明るさです。素材は、ダンボールとアルミホイル。リユース可能です。

今度、このスタイルのキャンドル講習会でもやってみようかな・・・



クラス替え直後で、1日目は、まだバラバラな雰囲気だったのが、最後の夜には少し成長したかな?と思わせる場面が、顔をのぞかせてきます。

気温が低く厳しい条件での自然体験が多かったのですが、その分、心に残る体験になったのではないかな、と思っています。


P.S.ゆう、コロ、お疲れさまでした。

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