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決め手欠く「ポスト菅」 支持争奪 小沢グループ「草刈り場」(産経新聞)

2011年06月06日 | 過去記事
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<決め手欠く「ポスト菅」 支持争奪 小沢グループ「草刈り場」
2011年6月6日(月)08:00
 菅直人首相の「みせかけ退陣表明」が集中砲火を浴び、退陣時期が前倒しになってきたことを受け、民主党内で「ポスト菅」レースが本格化してきた。前原誠司前外相ら約10人が俎上(そじょう)に載るが、いずれも決定打を欠く。キーワードは「党内融和」と「野党協調」。主な候補者を色分けすると…。(坂井広志)

                   ◇

 ◆人気度では

 「すべての政治家がどう国難を乗り切るか考えるべきだ」

 5日のフジテレビ「新報道2001」に出演した前原氏。代表選出馬について問われると言葉を濁した。ただ否定もせず、北川正恭早大大学院教授に「慎重なのが怪しい」と突っ込まれると「何をおっしゃっているんですか」と目元を緩ませた。

 前原氏の強みは各種世論調査で「首相にふさわしい人物」として上位に位置することだ。

 その前原氏を上回り、人気上昇中なのが、東日本大震災以降、メディアへの露出度が高まった枝野幸男官房長官だ。もっとも、前原氏率いる凌雲会に属し、閣僚経験からも前原氏の後塵(こうじん)を拝しているのは否めない。

 ◆大連立なら

 前原氏は同番組で「時限的連立でテーマを絞ってやりきる覚悟を持てるかどうかだ」と大連立の必要性を強調。同時に、内閣不信任決議案の採決に欠席した小沢一郎元代表の処分を見送る方向となっていることに対し「ドライに考えてよい。大事なのは、党内の融和ではない」と言い切った。

 岡田克也幹事長も大連立志向だが、首相と二人三脚で「反小沢」路線を徹底させた上、融通の利かない性格もあって、小沢グループだけでなく、反小沢勢力からも煙たがられている。

 仙谷由人官房副長官は自民党の大島理森副総裁とのパイプを生かし、大連立にひた走るが、問責決議を受け、今年1月に官房長官を退いた経緯から、「仙谷代表」を望む声は自民党内にほとんどない。

 ◆党内融和は

 保守系の野田佳彦財務相は「自民党とも組みやすく、温厚な性格から小沢グループ内にも敵は少ない」(民主党中堅)というのがもっぱらの評判だ。ただ、財政再建派として知られ、増税路線に傾きがちなのが、増税に否定的な小沢グループにとって玉にきず。

 政調会長を兼務する関係から党内融和にこれまでも努めてきたのが玄葉光一郎国家戦略担当相。党内基盤がないのが弱点だ。

 このほか、周囲に出馬の意向を漏らしている小沢鋭仁前環境相や樽床伸二元国対委員長は中間派に位置するが、支持の広がりに欠く。

 ◆小沢系だと

 党内最大勢力を誇る小沢一郎氏のグループは、不信任案採決で大部分が賛成から反対に回り、一部は欠席。結束力に陰りを見せ始めており、「草刈り場」になる可能性は高い。

 小沢氏に近い原口一博前総務相は「求められれば逃げない」と語るがグループ内の支持は得られていない。海江田万里経済産業相も東京電力福島第1原発事故の影響で出馬は困難との見方が強い>







「負けた勝者」という言葉が浮かんだ。まあ「勝った敗者」でも同じだが、また、日本国民は鳩山にやられた。「民主党をつくった」とか抜かしているが、要するに「金を出した」だけの話だから、この愚か者がそこらの「ボンクラオーナー」と変わらぬ無能者であることも周知であるのに、同じ無能者同士であるとはいえ、菅直人のような保身の術に長けた卑怯者にコロリと騙されるのはわかりきったことだった。

「水の飲み方」で朝鮮人だという前に、菅直人のマインドは朝鮮人マインドであるから、なにがなんでも生き残る、という執念においては恥も外聞も汚染水の中に捨てているのだ。朝鮮人マインドではそれを「逞しさ」だと認識することが出来るようになっている。それに「鳩山の問題処理能力」については、だ。総理大臣のときに知れ渡った数々の恐るべきルーピーぶりやら普天間基地問題やらを持ち出すまでもなく、その「問題を複雑化させてダメにする能力」にはつい最近、民主党の代表選でもやられたばかりでもあろう。なのに、また今回、そういう馬鹿に「最後の詰め」を任せるということは、多くの民主党議員の本音が「選挙だけは勘弁してくれ」だったことを透かしてみせてしまっている。

しかし、だ。解散から逃げ、分裂を避けたつもりの民主党議員らも、上手く延命を成し得たつもりの菅直人や閣僚の連中も揃って「負けたこと」に気付いていないのが滑稽だ。では勝ったのは自民党かといえば、もちろん、そんなはずもなく、喜んでいるのは「日本が政治的、経済的に混乱して得する連中」と知れている。そういえば「その連中」は管直人と並んで福島県でキュウリを喰っていた。さぞかし格別の味わいだったろう。





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