忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

正解は【20匹】でした。あわわ・・・

2011年01月16日 | 過去記事
世の中にはなかなか見どころのある会社がある。年が明けて、私もいくつかの会社から採用したいという連絡をもらった。というのも面接を受けたのは介護職だけではないが、介護も含めて採用してくれる会社はまだあるということだ。(嗚呼ぁよかった・泣)

私ならば文句なく「私を採用する」という自信満々ながら、問答無用で4つほど蹴られたから、ちょっと心の中で泣いていたのである。仕事がない、と開き直るそこの馬鹿者よ、40歳直前、学歴もなければ、資格も運転免許とヘルパー2級くらいしかない、私のような中年デブオヤジでも、ちゃぁんと正社員で就職できるじゃないか。

なに?どうせ給料は安いだろうって?

ばぁか、カネのことを言うのは後だ。いいか?サラリーマンで「収入がなぁ・・泣」と言ってよいのは、その会社でいちばん給料をもらってから、だ。それまでなら、どうせどこ行っても安いのである。初任給で30万円違うとかじゃないだろ。ンで、男ならば、だ。低い山であろうが、高い山であろうが、とりあえず、てっぺん取ってから口を開け。

それに、どこに仕事がないんだ?それは何処の日本の話なんだ?どこでもなんでもはい!やります!と頑張らんから、売国奴どもが移民を入れるなどと言い出すのだ。しっかりせよ。また、今年は「ど左翼」も景気が悪かったのか「年越し派遣村」もなかったが、1ヵ月で十数件回ってみよ。どこか拾ってくれるぞ。おい!そこ!無職のくせに昼から起きてるんじゃない。朝起きてハローワークへ通え。土日は家の掃除でもしてろ。

あ、そうそう、途中のコンビニで缶コーヒーを買うなよ。無職なんだから、朝起きてインスタントコーヒーを入れなさい。奥さんがいる旦那さんは、奥さんの分も入れなさい。私もずっと晩メシ作ったりしたぞ。洗いモノもする。無職なんだから。金も稼がん男が威張ってどうする。ンで、寝ながら果報を待つのは人事を尽くしてからだ。一日一社でいいから面接を入れなさい。とりあえず、甘えるな。言い分けするな。ンなことより、大切な人のために、頑張ろうじゃないか。


さて、人が就職活動で必死のパッチだった隙に、売国政権が内閣改造とかしている。

支持率は微妙に上がったらしいが、そんなことはどうでもいい。「民主党は人材不足だ!」とかもどうでもいい。内閣が「管内閣」なんだから、そういうわけにもいくまい。あの馬鹿と仕事できるマトモな議員は貴重だ。例えば、それは離党してまでも入閣した与謝野氏もそうだ。もちろん、非難轟々であろうが、それも覚悟の上だろう。勘違いしてもらっては困るが、私は別に「増税推進派」でもない。ただ、与謝野氏は「次の選挙に出ない」覚悟だろうというのだ。タイミングも悪い。相手も悪い。進めるべき政策も厳しい。野党から吊るされるのは目に見えている。早速にも山本一太などは「問責を出したいほどだ」としている。自民の比例で復活しておいて、バッジも外さず入閣するとはなんたる不条理、支那の走狗である海江田なども内心穏やかではないというか、口に出して言っちゃったほどだ。

与謝野氏は「日本の経済立て直し」のために泥をかぶったつもりなんだろう。「野党の立場で出来ることは限りがある」として、己の政治家として許される時間を国家のために消耗仕切るつもりなのかもしれない。私はここで「民主党内保守」とされる政治家の方々を思い浮かべる。この与謝野氏の行動をみて、いま、いったい何を感じ、何を思うのか。

これを「アクセルとブレーキ」などというふざけた論理でお茶を濁すわけにはいくまい。与謝野氏はある意味、日本財政におけるアクセル、として入閣してきたと自明だからだ。そして無論、そこに「議論」はあっていい。与謝野氏こそが日本経済のブレーキではないか!という批判はあって然るべきだ。それこそが国会で議論されるべき政策論争であることも周知であろう。つまり、大いに盛り上がってよろしい。

自民党はこれを「スジ論」とかで誤魔化すのも難しくなる。基本的に経済・財政政策は似通っているし、よほど気をつけていないと「反対のための反対」と有権者に受け止められる恐れもある。これがひとつ「管直人(の裏にいる人の)の罠」かもしれない。与謝野氏入閣に際して言えば、自民党は要するに「なんで民主党なんだ!?」という攻撃材料しかない。それに与謝野氏は「日本のため」と答えることが出来る。この正論は強い。んじゃ、民主党のバラマキのままでいいですかい?と問い返されれば、野党は黙る他ないのだ。

もちろん、これは管政権が考えそうな卑怯な手段だ。「マニフェストの見直し」などという前代未聞の民主主義に対する愚弄を、与謝野氏の入閣という「正論」でかわそうとしている。敵対していた人物にまで協力を願っている、という絵は描ける。自分らで見直すのではなく、見直してもらうわけだ。与謝野氏は敢えてこれに乗った。民主党政権の操縦桿を握ったわけだ。本当はこれをするはずだったのは亀井静香だったが、鳩山政権のあまりの阿呆ぶりに立ちゆかなくなった。操縦桿が馬鹿になっていて効かなかった。

これを「中から民主党を変えるんだい!」と言っている一年生に問いたい。あんたらに、それが出来るのか?ということだ。民主党における一年生議員は最大人数だ。一昨年の夏の悪夢、民主党の政権交代を実現させたのも、この多くのチルドレンの議席である。しかし、期待された「民主党内保守派」は当選してから「まだ一年生議員だから」として、何もせぬことを正当化している始末だ。もちろん、日々、忙しくされていることだろう。寝る間も惜しんで勉強しているという議員もおろう。しかしながら、それは当然のことで、とくに自慢するほどのことでもない。大変ですなぁ~と褒められても、それはとくに感心しているわけでもない。みんなから選ばれたら、そこらのボンクラでもそれなりに頑張るだろう。

とくに「保守派」と呼ばれている議員は、あの選挙で何を期待されていたのか、これを忘れてしまっているのか、もしくは、党の方針の如く、最初から騙すつもりだったのか知らないが、求められていたのは「小沢・鳩山・菅」という古い顔を何とかしてくれと、国民の生活第一も政権交代も結構だが、それでもまだ、あの「古い顔」のローテーションで国家運営をされたらたまらないから、政権交代後の党内における「政権交代」こそ希求されていたはずだ。すなわち、政権交代後の民主党における売国路線は既定路線だった。民主党内保守派という人らは「これをさせない」と約束して当選した。これはのんびりした話でもなく、中から変える、ということは「中から攻撃する」ということだと期待した。

しかしながら、1年半が過ぎてもまだ「小沢派」がどうした、とやっている。旧社会党の面々が跋扈している。大量の一年生議員はその「数の利」を活かすべきだった。それには「新たなリーダー」を選出する必要もあった。先の代表選などは、その意思表示の最大の好機でもあった。それはげっぷの出る「小沢派VS反小沢」というような図式ではなく、旧態依然とした悪しき民主党との決別を意味する「新旧交代劇」のことだった。しかしながら、その圧倒的な「数」は旧体制の「トロイカ+1」とやらに分割統治された。実に情けない。

小沢はともかく、鳩山由紀夫や管直人に期待している人は変わった人だった。ある程度の予備知識がある人などは、この両名が使えぬ馬鹿だと既知であった。だから、実のところ、最近までの民主党政権の堕落をして驚いている人など多くないのだ。誰もが「だから言ったじゃん」のレベルにある。私のような政治的素人でさえ、一昨年の夏前からずぅ~~~と一貫して民主党はダメだと書いてきたし、機会あらば人にも話してきた。つまり、素人レベルでダメだとわかる政権だった。情けないことに、これに異論はあるまい。



また、他の顔ぶれも酷いものだ。

民主党はアレか?法相になるには「辛光洙」の釈放署名嘆願書にサインした人間しかなれないのか。党大会などでもみっともない姿を晒していた議員らは、親分の味方を声高に叫ぶ前に、誰が聞いてもおかしいと思える批判をしてみればどうか。この新しい法相もさっそく<死刑は欠陥抱えた刑罰>とか言っているが、こんなのもう、何十年も「じゃあ受けるなよ」というだけのことではないか。こういう馬鹿どもの所為で、日本の政治はこんなことをまだやっているのである。また、私は(終身刑を言わぬ)死刑反対論者は全員が論理破綻者であると思っているが、これも例外なく酷いものだ。

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/110114/stt1101142308014-n1.htm
<【改造内閣】江田法相「死刑は欠陥抱えた刑罰」>

<江田五月法相は14日夜、法務省での会見で、「死刑は欠陥を抱えた刑罰だと思っている」との考えを吐露した。その上で、「死刑のことは長く考えてきた。許されない犯罪があるというのはよく分かる。しかし、人は寿命があるので、そう急ぐこともない。それ行け、やれ行けと執行する話とは違う」と、執行に慎重な姿勢をのぞかせた>

この程度の認識でよくもまあ、死刑に反対だの賛成だの抜かすものだ。これはアレか?んじゃあ、「寿命がなければどうなの?」と聞かねばならぬのか?国民を馬鹿にするのも大概にしたほうがいい。これはつまり、どうせ何十年かしたら死ぬんだから、急いで死刑執行しなくてもいいじゃん、という中学生以下の認識である。私は「ど左翼」に賢いのはいない、と確信しているが、これはその私の持論を強化させることになる。こいつも馬鹿だ。

もちろん、与謝野氏と東京一区で争った経済産業相も危ういことを言う。

http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-110115X769.html
<将来の消費増税不可避=移民政策にも言及―海江田経産相>

<海江田万里経済産業相は15日、都内の慶応大学で来日中のフランスの経済学者ジャック・アタリ氏と対談した。この中で、海江田経産相は「デフレ経済での増税は、そのタイミングとやり方を十分考えなければいけない」としながらも、消費税に関連し「将来の増税は避けられない」と述べた。アタリ氏が国の債務軽減策の一つに増税を挙げたことを受けた発言。
また、経産相は人口減対策について、個人的見解としながらも、「コントロールした上での移民政策も必要ではないか」と語り、留学生に優先的に国籍を付与するなどの方策も検討に値するとの考えを示した>

せっかくフランス人の経済学者と話しているなら、そのフランスでの移民政策がどのようになっているのか聞いたらどうだ。フランスの移民が全部「ジダン」になったわけではないのだ。私が言うのもなんだが(笑)、日本はまだ「在日問題」で懲りていないのか。

国が移民を受け入れる理由とは、当たり前だが「労働力不足」だ。これを「開かれた国」とかで行う馬鹿な国は日本だけだ。それに、この支那中毒はフランスがどこにあるのか知っているのか。欧州大陸のど真ん中である。そして、移民を受け入れたのは大東亜戦争直後だ。つまり、多数の戦死者を出して労働力が不足した。多くは自動車産業やら建築企業に吸い込まれていったのだ。いま、日本における「労働力」は不足しているのか。失業率が高くて焦っているのではないのか。小学生でもおかしいとわかる。真逆なのだ。極論すればいまは、今だけは「入れてはダメ」なのである。どこの地球に経済で自立していて、労働力が余っていて、海に囲まれた国が「移民を受け入れなければダメ」だというのか。阿呆か。

また、当然だが移民は増加する。放っておいても国内で増えるし、長期滞在となれば親兄弟を呼び寄せることになる。これを子供手当に生活保護、差別弱者天国の日本でやればどうなるのか、言うまでもあるまい。そして、必ず、民族同士の軋轢が発生する。これを「みんなで楽しく平和で暮らせる」という人は、それを本気で言っているなら、先ず、自宅のカギを壊して寝てくれ。外国のどこでもいい。日本のように無警戒、且つ、無防備で、札束をポケットに放り込んで買い物でもして来てくれ。

また、フランスでもオランダでもいいが、どこの国も「移民法」というものは年々、規制される項目が増えて門が狭くなる。日本がこれをやったら「失われた10年」で済むはずもない。100年でも足らない。1000年でも不安だ。ドエライことになるのは目に見えている。

どこの国でも「移民問題」とは「社会問題」となっている。「労働力が不足したから」と安易に受け入れた国は、当然ながら回復すると自国民の労働環境を守れなくなる。だから問答無用で規制する。果たして、日本にそんなことが出来るだろうか。「目先の平和」よろしく、暴動が起これば大人しくて「国際問題」にならぬ自国民を抑えることだろう。冗談ではなく、地検が「外交的配慮」として支那人船長を釈放する国である。長野事件を思い出すまでもあるまい。日本の実力組織は「日本国民」を逮捕する。威嚇する。そのときはもう、ここは日本ではない。

フランスでは、当然のように「失業率の上昇の原因は移民」だとされている。また、そのシテと呼ばれる居住区では治安が崩壊する。フランスにいる移民とは、古くはポルトガル人やアルジェリア人、イタリア人やスペイン人もいた。旧植民地からの移民も少なくなかった。それでも国は荒れるのである。言うまでもなく「反日教育」をどっぷり受けた支那人の移民が大量に雪崩れ込んだとき、この国の治安は崩壊する。支那共産党の「在日華人を守る」という大義名分は、そのまま日本国内への干渉を許すことになる。日米同盟などヘソでウーロン茶でも沸かしているだろう。それを許したのは日本であり、日本人だからだ。



昭和2年、日本にウシガエルの餌として輸入されてきた「アメリカザリガニ」は何匹だったか知っているか?いま、日本中のどこでも「ザリガニ」といえばコレだが、この「アメリカザリガニ」とは、日本固有種の「ヤマトザリガニ」などとは違い、水草から小魚、オタマジャクシから食パンまでなんでも喰う。合わせて、子供の頃に飼っていた人も多かろうから、その繁殖率の高さは書くまでもない。つまり、その周辺からは他の生き物が消えることになる。また、雑食性で「餌が少ない」という理由だけで共食いをするアメリカザリガニは、同じ仲間が脱皮した直後に襲い掛かる。

理由は「動けなくて、やわらかいから」だ。

3 コメント

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Unknown (karasu)
2011-01-16 22:48:56
仕事が欲しい・・

共同便所の掃除人でもなんでもいい・・
それを言うと、それをやってる人を馬鹿ににしてるのかと言う人が出てくるので困るのですが・・

都会の空調完備のオフィスで、カッコいい背広を着て、パチパチとキーボードを叩き、時々缶コーヒーを飲みながら、小股の切れ上がった姉ちゃんと、ディトの約束ができるような会社を望んでいる若者も多いそうです

仕事が全然無いなんて嘘ですよーと
某都内で聞いた話しですけどね

夜中まで必死こいて働いてるのは地方出身者ばかり(支那の地方ですーー)

あーー
あーー
溜息



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Unknown (井戸の蛙)
2011-01-17 07:52:01
支那の失業率の増加と売国政治家の唱える「移民とやら」が見事にリンクしてますね。

支那政府の発表する数値でも大卒者の三割が就職できないと言われています。あの国の事ですから実際にはもっと多いでしょう。

大卒出のインテリと呼ばれる連中が都市部で一斉に蜂起する。怖いですよね。第二の天安門ですから。結局、日本に逃がすというシナリオしかないんじゃないでしょうか?日本国内の支那共産党の走狗が何を望んでるのか透けて見えちゃいます。
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Unknown (久代千代太郎)
2011-01-18 18:47:22
>からす さん

ヒルズで働きたい、とかいうのもいましたねw



>小股の切れ上がった姉ちゃん


この表現、いただきますw



>かえるさん


リンクしてますね。シナでは大卒で「野菜洗い」の仕事を取り合いしているとか。

よく北朝鮮の暴発とかいいますが、大きいほうの北朝鮮も同じことですね。

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