忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

麻生ちゃん、は、早く、定額給付金をくれ

2008年11月30日 | 過去記事


ついに、飲み歩きすぎて私の財政が破綻した。



・・・・・・まあ、正確に言うと、だ。つまり、



「私だけが家庭内破産」した状態である。



財布にすっかり小遣いが無い。妻に「麻生ちゃんに定額給付金をもらったら返す」と言いながら飲み歩いた結果だ。いわゆる結果責任である。もしくは、アメリカに端を発した金融危機が原因であろう。小遣いをくれ。

で、久しぶりに早い時間に家へ帰ると、倅と妻はお出かけ中だった。倅の誕生日の祝いを買いに出掛けたそうな。ひとりぽっちの私は空腹に耐えかね、キッチンの周囲をゴソゴソと・・・・・・・・お、おい。むーちゃん、手伝ってくれ。貴様の嗅覚で食い物を探せ、探すのだ、・・!!おお、おおぉ・・・こ、これはサンドウィッチではないか!

むーちゃんよ、違う、サンドイッチではなく、うぃっち、いいか?いっちではなく、うぃっち、サンドウィッチと発音するんだ、!!・・おわっと、なにをするんだ、ちょっとマテ。今、包装紙を破くからマテと言うに。


ふむ・・・美味い。レタスが赤いが問題はなさそうだ。ハムがちょっと異臭騒ぎであるが、おそらくはチーズだろう。まあ、気にするな。キミは犬ぢゃないか。ヒトの私が喰っているのに、犬のキミが不安がってどうする。・・・・な?美味いだろ?・・・!ああぁ!貴様!ハムのところは私が喰うに決まって・・!!もう!!硬いんだよ、この端っこのとこ!




・・・・・・?


時に、りーちゃんよ。

なぜに興味を持たぬのか?サンドウィッチだぞ?ほれほれ・・・


・・・・・・。

・・・・・・・・。



む、むーちゃんよ・・・はぐはぐ喰ってるとこ申し訳ないが・・・・おとしゃんは、ちょっと心配になってきたよ。りーちゃんが見向きもしないよ・・・。はっきり言って、おとしゃんよりも、りーちゃんのほうがデリケートなんだよ。それに、やっぱりこれ、チーズなんか入ってな・・・!!

・・・ね?
 
やっぱりだ。




賞味期限切れまくりぢゃないか。やっちまったなぁ・・・むーちゃん・・・・



などとやっていると、やっと帰ってきた。腹減ったぞ。というか、賞味期限切れは捨てましょう。勝手に喰った私が悪いのかもしれんが、次からはそうしましょう。



で、だ。

久しぶりの一家団欒(娘はいない。トカゲのせい。)だというのに、妻は私が買ってきた白浜土産の「恐竜セット」で遊んでいる。倅は「WILL」なんぞを読んでいる。私は今朝の産経新聞を今頃読む。遊び飽きた妻はリビングで「吉本新喜劇」の録画なんぞを見始める。倅は「田母神論文」の特集記事なんぞを熱心に読んでいる。私は産経新聞をめくり・・・


・・・??

・・・・ん??

思わず、京都新聞と間違えたのかと・・・

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081130/plc0811300247001-n1.htm
<【人界観望楼】外交評論家・岡本行夫 中国は穏やかになってきた>


もう、冒頭から引っ掛かった。

<先週、外務省の依頼で中国に講演にいった。毎度のこととはいえ、聴衆から質問が絶えない。「どうして田母神さん(前空幕長)のような認識の人が軍の最高位につけるのですか」。答えにくい。実を言うと僕も田母神氏に賛成できないからだ。>


何が答えにくいのか。

「日本には思想統制は無いんですよ。あなたとことは違うんです。」とでも言えばイイ。

それに「田母神論文」に対して、自分が賛成できないから「答えにくい」とは、これまた面妖なことを仰られる。そこは「外務省の依頼で講演に来たから」こそ答えにくいのではないですかそうですか。産経はせっかく部数が伸びているのに、こんな「バランス型・売国」を使うんぢゃない。自衛隊派兵に賛成でも、支那人監督の映画「南京」に否定的でも、その内容をよく吟味すべきだ。上から目線のエリート感覚で阿呆なことを言われると困るのだ。なんのことはない。この御仁は朝日新聞と同じ主観を述べているだけだ。

<「中国に駐留していた日本軍は、安保条約の下で日本にいる米軍と同じ」、「太平洋戦争はルーズベルトの仕掛けた罠(わな)、戦わなければいまごろ日本は白人国家の植民地」といった主張が、検証に耐えられない論拠で綴(つづ)られた「論文」が、審査の結果、最優秀(賞金300万円!)だったという。>

「賞金300万円!」とびっくりしているようだが、外務省を辞めたときの退職金はいくらでしたか?それが、最近流行の「庶民感覚」とやらですか?

それに<検証に耐えられない論拠>と斬って捨てる論拠はお有りなのでしょうな?そんなにアメリカ様は怖いですか?<戦わねば今頃白人国家の植民地>ではなかったと?あの当時、亜細亜全域で独立国だったのは「タイと日本だけ」だったのにですか?「植民地にされた可能性」はありませんかそうですか。


で、コレ、ほんとに産経新聞か?レベルが低すぎる。

<福建省の廈門(アモイ)大学で、日米安保と台湾の関係について講義した。「米中戦争になって中国が在日米軍基地を攻撃する事態になれば、安保条約第5条の下で日米が自動的に中国と戦争することになります。だから台湾海峡での武力行使には反対です」
 
台湾への武力進攻の可能性は常に残すという中国の国是への反対論に対しても、ひと昔前とは違って、中国側の反応は理性的で穏やかだった。「賛成はしないけど日本の立場は理解します」>

支那共産党が台湾海峡を武力で制圧しようとすれば、日米と戦争になるからやめて欲しいだぁ?なんなんだその理由は?恥ずかしいなぁ、もう。

チャイナスクールの名誉講師は「台湾は独立国家だから侵略イクナイ。」ということは無理でも、せめて「成熟した国家なんだったら対話で解決するという姿勢を貫かねばダメだ!」くらい言えんのか。なんだったら「日本には平和憲法9条というものがあります。世界遺産になると思いますよ!」と平和呆けを曝してくる阿呆市民グループのほうがマシだ。


挙句、<賛成はしないけど日本の立場は理解します>を、最後に嬉しそうに書き残すとは。

阿呆か。「戦争になるから嫌だ」と言って、相手が「日本の立場は理解した」と言い返されたら、それはどういう意味かわからんのか。つまり、「それでも、ヤル。」と言っているに過ぎんではないか。それを、なにが<理性的で穏やかだった>だというのか。ったく、阿呆の底が抜けている。産経新聞よ、エビスビール持ってこい。


更に、だ。

<貧しい中国は何をするか分からないと何度も聞かされた。それから10年以上。時代は変わった。中国は猛烈な速度で豊かになり、廈門は瀟洒(しょうしゃ)な海岸都市になった。人口300万人。町の美しさは世界でも屈指だろう。豊かになって余裕をもった中国人が金門島を見る目は穏やかだ。勝負はついた感がある。>


どういう意味だ?

<勝負はついた感がある>だぁ?


もう、台湾は中国のものだという意味にしか取れんぞ?


そして、最後は朝日新聞の紙面のような・・不気味な支那賛美のあと、意味不明な反日史観でさりげなく〆る。その論調はまさに朝日新聞そのものだ。

<日本の対中感情は良くない。中国にケチをつけるのが流行になった。村山談話を修正しろという議論も増えた。「私たちは輝かしい日本の歴史を取り戻さなければならない」と。過去の過ちを認めた途端に、今の日本に誇りを持てなくなるのか。
 
日本は成熟した国だ。そろそろ中国の悪口を言うのも、過去の話ばかりするのも止めて、前を見ないか。中国とも余裕をもって向き合うときだと思うのだが。(おかもと ゆきお)>


<中国にケチをつけるのが流行>だぁ?

毒餃子も流行りか?尖閣諸島もブームなのか?

ならばチベット侵略はギャグか?

この腐れ支那マンセー、何を言っとるんだ?


ンで、だ。

<日本は成熟した国だ。そろそろ中国の悪口を言うのも、過去の話ばかりするのも止めて、前を見ないか。中国とも余裕をもって向き合うときだと思うのだが。(おかもと ゆきお)>


ここだが、な。


日本の国民はこう思っていると思うぞ?私が書き直してやる。





≪中国は成熟した国だ。そろそろ日本の悪口を言うのも、過去の話ばかりするのも止めて、前を見ないか。日本とも余裕をもって向き合うときだと思うのだが。(ちよたろ)≫

(´・ω・`)b



産経新聞もちゃんとしないと止めるぞ?

だって小遣いが無いんだから(泣)。

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