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2015-02-02 14:59:39 | 吠える末期老齢者
本当に困らないのか?矢張り寂しいんじゃないの?色んな車を乗り換えて不安は無いの?等々色んな質問を貰いました。一通りの説明をしてきて、このブログも段々アクセスが減ってきた、あまり細かい数字の解説やアンチモータリゼーションへの誘導、と思われるのは本意ではないので、心機一転広い視点からの「末期老齢者は遊ぶ」の精神に切り替えます。
出来れば同世代に関心を持ってもらいたい、というのが本心ですが、この種の情報機能を面白がろうとしない、又は明快なアンチデジタル派か、私自身が姉と義兄にあの手この手で「年寄りにこそ利点が多いのだ」と再三勧めましたが、到頭FAXすら、留守電にも振り向かなかった純粋薩摩ッポには根負けして断念したものでした。
偉そうな事言ってしまいましたが、私もeメール活用・インターネット利用での各種チケット手配が関の山・・・

前置きが長くて済みません、昨年クルマをやめよう!と思い立って一ヶ月で実行、以来半年が経過、トップに並べた質問トップ3以外にも思い違いも含め関心を示されたのが、私には恐らく一種の中毒作用反応と感じられました。
こう述べている私自身一年前には夢にも思ったことが無かった「車をやめる」だったのです。
各種税金・保険・整備・消耗品、といつた負担金は漠然と重いなぁ、と思っていただけ、数えてみれば上の子が生まれる時に転勤して三多摩へ、そりゃ大変だ安いのでいいから四輪車(!)をナントカしなきゃ、で当時話題になった千ドルカー(360円/ドル固定時代)を契約して以来、連綿と続いたマイカー時代(当時そう表現した)も50年を越しました。

カーシェアリング、コインパークに無人で置いてある「わ」ナンバーのコンパクトクラス、オンライン予約すると15分単位で6時間まで、206円/15分で全て賄える。
と知って俄に現実味を増したのが、車を常置しなければ相当経済効果が得られるのでは?だったのです。
月会費が1030円(一度でも利用すればゼロになる)で予約時間の前10分から利用途中の延長も30分単位で装備されたカーナビ(特別な機能が入っている)経由でオーケー、はたしてこれが煩雑か?文字で見ると厄介な感じがするかも知れない、利用してみれば至って簡単、全てが利用料金に含まれるという事の気楽さ、もし全部のクルマが出払っていたら?タクシーを呼べばいい、もう代行運転のお世話になることも無い(深夜に大の大人二人を雇って家の前に乗り付ける度胸も無い)、大きな車が必要なら同系列のレンタカーが20%引きで利用出来る。

と、簡単に述べましたが、今の所イヤな思いをした事も無い、車が汚いとか臭いとかいう事も無い、至って気楽にチョイチョイ利用しているのです
言葉としては、南側の15m2が空くのも快感、等のイヤミな言い方はしない、税収不足に悩む国や自治体の批判に熱を入れることもしない、精々「毎月温泉旅行する位は浮きますかねぇ」程度の柔らかさ、日頃の薩摩隼人直系を知る人は不思議に思っているらしいです。

自分だけいい思いをしてはいけない、と思い悩む必要も無い、20リッター以上の給油(車内常備のカード利用、他の車には無効)と洗車すれば、各15分だけ割引対象になるし、何と言っても負担感の無さ、今は乗り捨てシステムの無いことや、中都市での配備箇所不足、といった本質的不自由さが今後の改善待ち、是非一段の普及を努力して貰いたいと思っている所です。

子供三人の共働き家庭にこの話をしたら、ミニバンと軽の二台を保有しているその夫婦、顔見合わせて「軽の方を即座にやめよう」と言ってました。
政治的発言と取られるのは本意では有りませんが、首都圏一極集中の弊害と国の大問題である少子化、これも小市民として少しでもナントカしよう、と思う時結構有効かも知れないと思う部分もあるのです。

今日のオチ、子供三人の夫婦には表彰!という公約を、現役の頃唱えて12組実行しました。
結構うけました、内容ですか?奥さんの希望に合わせます、予算?内緒です。旦那の方ですか?無しです、理由は簡単で十月十日と三十秒の差、これで丸く収まります。
我が家の財政項目は?使途不明金です、被表彰者の希望ですか?多かったのはアクセサリー、もつともですよね、ユニークだったのは「お米10Kg/月、一年間」でした。

ではお後が宜しい様で。

クルマをやめました その後

2014-10-27 14:56:09 | 吠える末期老齢者
段々方向が変り、故無き年金削減や国民保険の負担金増、元々国の皆保険や弱者救済の方針に賛同したもの、何故こうまで高齢者を差別視するのか、自分の身内が長寿を嘆くという悲しい現実を見る若者の精神衛生にどう響くのだろう、と考える様になりました

敬老精神としてスタートした筈の「枯葉マーク」(何か官僚用語があった様な気がするが我々末期老齢者は知らなかった)、如何にも悲しいし実効は皆無に等しかった
その無神経を今更あげつらおうという訳ではない、遂に枯葉のデザインが拙かったらしい、という事にして法律は変えない、公募で変えた努力目標(と変った、以前は義務)のマーク、それがスマートか否かは問わない、あっさり引っ込めて高齢者事前講習(義務化、¥6,000)の内容改善にでも回したら?

高速道で逆走?信じられないが、殆どが高齢者だそうで、そこらも免許返納推進に繋がるという、一極集中の国家構造がもたらした過疎化、それを解決するための一人一台軽自動車保有、それを免許システムの改変や自動操縦普及に向わず、排除しようとする逆進性は悲しい

吠えるばかりでは申し訳ないから、提案を一つ二つ、例えば昔有った軽自動車免許、あれの新規版を考えて「最高速40キロ・高速道自動車専用道通行不可」とする、又は今急速な進歩を示し始めた完全自動操縦車の専用免許(必ず出て来る筈、その時新規に取得する必要のない旧免許の扱いにしておく)で過疎地対応を可能にする、そんな話は今持ち出せば、あれがおかしい、これは危ない、と忽ち潰れるだろう、その先を行って過疎化対策の重要課題だ!と強調する必要はありそう

個人的には今の免許を何とか持ち続ける、高齢者事前講習の不条理部分は対処の方法がある、勿論合法的に、である
例えばペーパードライバーに向けた実地訓練、あれを自分の軽自動車持ち込みで受ける、免許の法律論から行けばこれも潰される危険はある
だから新・軽自動車免許をスタートさせて牽制する、安全第一だけでは過疎化対策は置き去りにされる、それは今既に走り始めた様々な規制強化に現れてきている
その辺りまで来ると、個人では対応しきれない、そこで三割も居る高齢者の組織化を図り、民主的に、政治色のない、儲け仕事にされない、活動が必要ではないでしょうか

名付けて現代百姓一揆、一寸乱暴かな?皆さんのご意見歓迎、上からと業界からは意見無用

クルマをやめました 臨時版 追補の二

2014-10-20 23:54:05 | 吠える末期老齢者
いよいよ混乱が進みました、様々な層の老若男女諸氏諸嬢からはてな?の疑問提示、又纏まっていないぞ、のご同輩冷やかしetcがありました
実は私の本音は上納金の節約、その1点に有ったのです
計算根拠や巧みな手法に発展するのだろう、と期待されたであろう皆さんにはお詫びしなくてはなりません、そうして自分の達成感はご同輩の「クルマを取り上げられたらどうしよう」の怯え、それを取り除いて上げる微かな満足感はあっても、右でも左でも無い、ましてや最近はやりのリベラル派なんぞでもない、勿論政治色は皆無、と知ってほしい、という次第で今日は率直に本心を述べる事にします
ストレートに言いましょう、幾ら継続して税金を払おうが保険を無事故で支えようが、全くの
掛け捨て、積算してみれば驚愕に値する現金支出、その行方は小市民には入り口も見えない藪の中、そう言えば市民の会という種類の改革が少しだけ芽を出した時もありました
それは国民性に合わなかったか、お上の読みにはまっていたか、全く陽の目を見ることなく消滅したのです
この書き方では「政治色?」「左右のどちらか?」の不安を感じられた方もおありでしょう
簡単に纏めましょう、私年金暮らしです、少しずつ手取りが減っています、つまり生活はレベル低下の一途を辿ります
上納金を減らす一番の近道はこれ!とスタートしたのがクルマをやめる事でした
そこから得たのは現金収支の改善、それを元に東北三県の「子育てプロジェクト」(なんと東京助産師会主唱)に少しずつ支援し続けることでした
そのPRは個人的付き合い、早い話がスポーツ仲間か飲み仲間に限定、ではなく自然そうなるのです、助産師というものが存在している事も知らなかった私、しかもそれが3.11の大震災で岩手では元々少なかった産婦人科医院が壊滅、助産院も三カ所だったのが只一つに、知って驚いた事は数々ありますが、一番胸を打たれたのは何も後ろ盾の無い行動に動き出した団体
上記プロジェクトの「義捐の志は有難い、しかし自然と低下して行く事は避けられない、千円でもいい継続して支えて下さる方の心に縋りたい」という率直な呼びかけでした
あの忌まわしい日に出産した若いママ、間もなく予定日という不安だらけの初産ママ、乳児を抱えて夫は行方不明という悲劇の母親、それを支えるプロジェクトに「個人情報守秘」とかで
存在を調べる事にノーを繰り返す自治体
それにめげず二人一組で徹底調査を続けたプロジェクトの方々、それを知って継続支援す人々
、その中にほんの少しですが加わった年寄り、それが年金減少に憤るしか無かった私、たまたま気になっていた「クルマをずっと置いても何も生まない」というポイント、それが一致したのです
一人の力はたかが知れています、実行して機会を捉えて語れば何かの役に立つかも知れぬ、という事になってこ、のテーマの行動と一致した理由の説明をしようと思った次第です
ご愛読有難うございました、下手な説明で済みません、こういう考え方・行動もあるのだ、とは自分に言い聞かせる科白です
これにて起承転結の不明確な「クルマをやめようと思う」で始まった文を締めます

クルマをやめました 臨時版  再追補 ③

2014-09-29 17:12:59 | 吠える末期老齢者
高齢者運転免許事前講習に論議集中、今回はそこに取り掛かりましょう

①免許返納推進、という方針を打ち出し、実行を積極的に押すのが警察・公安、という仕組みに異論を唱える人も少なくない
つまり「安全第一・高齢者事故急増」の対策として当然の措置、という純粋さに生活環境劣
化は放置するのか?という面から不信の念を抱く人も少なくない
②実は免許返納には大きな社会問題が関連してくる、そこを誰が解決するのか?
気弱で誠実な小市民は、今暮らしている過疎地で車が運転出来なくなったらどうする?とい う大問題が直接個人にぶつかってくる、そこにライトを当ててくれる組織・法律・技術は皆 無である
人間としての能力低下、即ち視力・反射神経・筋力といったものの衰え、これらをカバーし てくれるもの、それは直ぐそこ、身近に技術革新の目に見えるものとして、車先進国の多く
が推進している「完全自動運転車」実現に力を入れているあれで、実現までの年数で言えば3~5年ではないか、と期待されている所である
③今、高齢者(前期/後期が嫌われている呼び名である、として施政者は若年/熟年、と言い換えるつもりらしい、但し法的には今のままとも言われる)の中で70歳を堺に上記の能力 低下は補えない、事故多発の元凶である、とされている事に当事者達は怯えている
軽自動車だけ20年も使っている、講習の一分野として普通自動車・オートマチックが決められているが、到底運転できると思えない 
又は「認知症の初度判定」として実施される二十種類の絵を覚える、二・三件の視力関係地 テスト後(予告されない)記憶を辿って何があったか書け、と言われ既にして怯えが進んだ 受講者は、一つも思い出せない!と悲鳴(微かな声だが)を上げる人迄居る
④順不同で羅列したが、通して感じられることは「不安感の呼び起こし」とも思われる
そこまで極端か?いゃあ、二十年も歳を巻き戻してくれれば何という事も無いあれこれでは ある、しかしそれを心身の衰退を感じている老齢者に、実感として呼び覚ます手伝いをし、 六千円という県税(証紙だが)を払わせ、首都圏一極集中の不公平や技術の進歩で直ぐそこ に来ている「自動運転車の人に対する安全効果」とは別の観点だけから、もうこんな思いを するなら免許なんか捨てようか、という心理効果が大きなものである事は事実なのである
⑤一極集中が様々な公害やコスト高や精神不安定に繋がっている、それは専門外として置くと
しても、少子化・過疎化を招いている事実は誰も否定できないのではないか?
そういう社会実態にあって、実生活上不可欠な車を奪う事は、等しく健康にして安全な社会生活を営む権利をも害する、という事にならないか?
あらゆる方策を練ったのか?あらゆるとは全方位的にであって、一部に牢固として変らぬ縦社会の縄張り意識打破、の様な観念的反対論では無いのである
⑥学識経験者という表現が、問題解決の妙策発見器でるあが如く屡々見受けられる、学問と識見と経験を兼ね備えていて尚かつ人格者、という神の様な万能の人は何事によらずそうざらには存在しないのではないか、という些か荒っぽい問題提起として列記してみた
⑦只の車好き、50年余の運転経験、主としてメカや新機軸の操縦機能に着目して来た面から今の免許返納運動に大きな疑問を持った為、自由に意見展開が出来るこの日記を使わせて頂いた、我が結論は「今の免許はそのままに、後一・二回更新する間に自動操縦車が当然とい う時代が来る」、これは怯えていた同世代の好々爺と可愛いオバアチャンに贈る言葉でもある、
実行としては周囲の方達に上記理論をかいつまんで説明し、三年に一度の屈辱に耐えればいいではないか!と危険な言辞も弄して解説した次第、危険思想として排除せず施政者諸 氏も大所高所とヒューマニズムの観点からの評定をお願いして一先ず結びとする  乱文ご容赦

クルマをやめました 臨時版  再追補 ②

2014-09-22 19:43:38 | 吠える末期老齢者
段々脱線になって、上納金問題・免許返納の後進性・先進技術の積極的取り入れ、といつた方向に話を持って行かないと纏まりがつかない!
と感じてクルマを持つだけで法外な上納金、のスタートは一旦矛を収めて一極集中の弊害や、本質安全の方向を論じたい、と思います
一人の論調が何ほどの事やあらん、と鼻で笑う官・政の物知り諸君におや?と思って貰う為に何を調べ、どう解析し、如何に天下国家を論じる列に加わるか、とは又大袈裟ですが、興味を持って下さった方々のご意見、別提案等々歓迎します
全く自然体によるこれからの国、を考える、即ち少子化問題も正社員偽装問題も、色々包括出来る様に努力します
前書きだけになりましたが、是非ご意見を下さい
歳を重ねて沢山の余裕が出来ました、その大半は時間です、そうして何も失う物が無いという素直な認識です
クルマという便利な、そして危険な、世界に誇れる技術の粋を極めた商品、その先に何があるんだろう、考えましょう