刻字|浦波玄龍

書道展、作品について記事を書いてます。

第55回国際現代書道展

2024-03-20 20:42:46 | 日記

2024年1月17日〜1月21日、札幌市民ギャラリーにて第55回国際現代書道展が開催されました。

 
この展示会では日本の書道作品のみならず、中国、台湾、モンゴル、フランス等様々な国が国境を越え作品を出展します。
 
国際現代書道展は5回展目を記念展としているため、今回展が第55回記念国際現代書道展となります。
 
今回僕が出展した作品はこちら↓


刻字で黒龍と書きました。
結果は記念特選をいただく事ができ、記念展でしか得ることの出来ない結果に驚きを隠せませんでした。
 
札幌の批評会では
•筆法が良い
•若さが出ている
•罫線の存在
•味が出ている
•色の入りが良い
 
と批評をいただき、僕個人の反省点と組み合わせてかなりの収穫がありました。
 
 
⚪︎旭川移動展
移動展の舞台は北海道旭川市。旭川市民文化会館にて同年3月13日〜3月17日まで開催されました。
 
上位入賞者による揮毫会に本来はアシスタントとして参加する予定がプレイヤーとして参加しても良いと僕の先生から特別な許可をいただき作品の制作過程を見せる事ができ、僕にとって貴重な経験となりました。
 
旭川移動展では小原道城先生による作品紹介があり
•字のぶっきらぼうな感じが高級感を出している
•展示会としても収穫のある作品
•罫線のかすれ具合が良い味を出している
 
と評価をしていただきました。
 
 
第55回記念国際現代書道展を通して、結局やればやっただけ今後の課題が増えるものなのだと感じました。
 
結果を得られたから作品を肯定できるのかと言われると決してそうではなく、同時に今作から得られる良い点、悪い点をはっきりさせて次回作に望まなければならないといった危機感も出てきました。僕の視点からは反省点まみれですから笑



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