作品名は「旅」です。
楷書体で彫った僕の中での唯一の作品です。
おそらく楷書体で彫るのは、この作品が最初で最後。
と言うくらい楷書を使う事が今後あるか、ないか、なんです。
もしかしたら何かの縁で使う機会が来るかもしれませんし。
この作品は、第51回国際現代書道展に出展し結果は入選で終わりました。
刻字を始めて間もない頃に彫った作品で、文字は緑で塗られた上にニス塗りもされています。
使用した木の板が重くて硬い広葉樹だった為、当時苦労して彫った思い出があります。
刻字は篆書体が王道と先生から教わり、今では篆書体がメインの作品作りになっていますが、崩した楷書体を彫るのも新鮮で良いですね。
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