骨太とか骨抜きとか根拠のない空虚な言葉を掲げるのは、まさに実体がないからなのだろう。
届いた本をぼちぼちと読んでいる。
歌集『暁の星』
序章五月の戦士たちに、リッダ闘争五十年と副題が付いている。
懐かしい言葉だ、リッダ闘争。
そういうタイトルのパンフレットが日本赤軍から送られてきたことがあった。
五十年は経っていない。
45年ほど前のことだろうか。
リッダ闘争とは、イスラエルのテルアビブ空港乱射事件を指す。
アラブ赤軍(日本赤軍)の奥平剛士、安田安之、岡本公三の三人が空港で起こした乱射事件だ。
唯一生き残った岡本公三さんは今もレバノンで匿われている。
先月、50年式典に姿を現した。
紅蓮の闇疾走し続ける君が居る半世紀経った今でも 重信房子