草野心平さんだと青空文庫に入っていそうだが、没年が1988年(昭和63年)なので、まだまだ先の話。
弟の草野天平さんは1952年没なので、青空文庫に入っている。
なんだか不思議だ。
▼青空文庫 作家別作品リスト:No.1516 草野 天平
岩波文庫の『草野心平詩集』はあっという間に届いた。
さむいね
ああさむいね
『第百階級』のこの「秋の夜の会話」が冒頭にある。
前衛的なんだが、とてもかわいい。
そしてせつない。
「えぼがえる」ってのはいぼがえるなんだろうな。
「おれも眠らう」は、冬眠に入るのだろうか。
何なんだろうな、草野心平という人は。
蛙とは関係のない詩も本当に山のようにあるんだが。
やっぱり蛙。
さむいね
ああさむいね
▼草野心平詩集 (岩波文庫)