NIKEの取り組みに女子がスポーツをすることを推進する「Made to Play」というものがある。
ここにコーチングのテキストPDFがあったのでダウンロードして何度も読み返している。
共感できる部分もあるし、自分はこう考えていると感じる部分もある。
娘は自分とは性別が違うがサッカーをしている。
自分と比べなくて良いぶん男子にサッカーを教えることよりもストレスは感じないのかもしれない。
女子だからまあ仕方ないかと思うことが良いこととは思えないけども...
女子でもすごい上手い子がいることはよく知っているし、同じチームの女子に追いついて欲しいとも思う。
彼女はいつも挑戦し続けている。
最初は私のわがままに付き合ってくれているだけかもしれなかったが、今では自分で朝起きて朝練(軽くボールを蹴りにいく程度)を続けている。
自分のプライドが負けたまま、劣ったままであることを許さないのだろう。
完璧主義者は繊細な心を持っている。失敗が大嫌いだ。失敗しないように頑張るか、諦めるかの2択だ。
できることをやる、失敗しても繰り返す。泥臭いことが苦手だ。
できないことへのストレスも多いだろう。
そんな彼女の練習をずっと一緒にやっている私は、NIKEの「Made to Play」が発行している「女の子たちが体を動かし続けるためのアプローチ」というコーチとプログラムリーダーのためのツールキットの中にある重要なコーチング戦略に父親コーチも心に留めておくべきものを見つけた。
一つは「勇気ある行動を優先する」もう一つは「間違うことを許す」です。
「勇気ある行動を優先する」
新しく挑戦することを推奨し、それを実現できるように手助けを行う。
「間違うことを許す」
完璧な人間はいない、挑戦して起こった間違いはむしろ褒めるべき、次にどう立ち向かうか背中を押してあげる。
どちらも挑戦することへのアプローチかもしれません。
私は娘を女子のチームに入れようとは思わない。
いろいろ見て回った女子チームではきっとものたりないと本人が感じると思う。
最初は優位に立てることで気持ちがいいかもしれないがそこからの先が見えないからだ。
小学生時代にサッカーをうまくなるためには、たとえレギュラーになれなくても男子と一緒にボールを追いかけ回すことが必要だと思う。スピードもフィジカルもテクニックも男子には敵わないかもしれない。けれど、男子とやったことがいつか報われる日がやってくる。スポーツの楽しさを感じてもらうのは難しいかもしれない、けれど、私とスポーツをやっているときは
楽しいと感じさせたい。
楽しいと思ってもらわなかえればならないとこのNIKEの「Made to Play」というテキストを読んで強く思いました。
興味のある女子小学生の保護者のかたがいたらぜひ読んでもらいたいです。
NIKE「Made to Play」
https://www.nike.com/pdf/coaching-girls-guide-ja-jp.pdf
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