グンナイフウロ(郡内風露)はフウロ科の花で,中部地方に自生する多年生草本です.学名はGeranium eriostemon Fish. var. reinii(Franch et Sav.)Maxim.で,geraniumはgeranion(鶴),eriostemonがerio(軟毛のある)とstemon(雄芯の)の2語よりなること,reinii(人名Rain)などのことから,Rain(日本で採集した人)に因み,雄芯に軟毛があり,長い嘴状の莢をつける植物の意.和名は栃木県の北都留郡と南都留郡の両郡内で最初に発見されたことに由来する.花期は5月,場所は山頂部東遊歩道.
蕾の様子
花期後期の様子
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