利府の家が第21回 みやぎ木造住宅コンクールの優秀賞(設計・施工)と(一社)宮城県建設職組合連合会会長賞(施工部門・施工者)受賞しました。 新型コロナウィルスの影響で3/7(土)ホテルにての授賞式が中止となっていました。 わざわざ今日、主催の宮城県木材協同組合の方がモデルハウスまで来ていただき、賞をいただきました。 ありがとうございます。 講評として(冊子より抜粋) 「既存農地を開発造成した住宅地に建つ、若い夫婦とお子様が一緒に成長を楽しむ2階建ての住宅。変形宅地の不利な条件を、設計を進めていくうえで逆手に取り、視覚、体感、日常同線を昇華していく過程が見えてくるようで、作り手の情熱とそれを愉しむ施主との良い関係がこの住宅の空間を形作っています。すべてあるものは最小限かもしれないけど生活するには十分。でも生活の活動量が増えるための住性能は最大限に、でもイニシャルコストは抑えるといった難題を形にした誰にでも優しい住宅は、これから初めて住宅を取得したい1次取得の方に広く知っていただきたい家の形です。誰もが普通に使える流通材を上手に活用、もう一つの「みやぎの家」として普及が期待されます。」 選ばれた6棟の中で県産材の使用量は12.07㎥と一番少なく、写真を見ても他の建物と比較すると木があまりみえません…。 講評にもあるように、変形敷地をうまく利用したプラン、陽の入れ方、風の通し方、視線の抜けと空間構成を評価していただきました。 2次審査の現場審査では、最後帰る時に玄関ドアを利用して気密性能の体験してもらったり、1台のエアコンでどのぐらいのあたたかいか(その時は止まっていました)体感していただいたり…。 住性能(省エネルギー)も評価していただき、受賞になりました。ありがとうございます。 昨年に続き、今回も受賞できたことは同じ考えの施主様との出会いがあってのことです。 施主様にあらためて感謝申し上げます。ありがとうございます。 伊藤工設計ホームページはこちら