このような床下換気口は最近見かけなくなりました…。
(歯はどうすればいい?)
見かけ上は換気口がありませんが、同じく床下を換気する理由で基礎と土台の間に基礎パッキンなるものを利用して床下を換気する工法。
そうすると断熱の気密は床下でとることになります。
これを床断熱といいます。
基礎断熱とは…
基礎コンクリート外周部、土間コンクリート下に断熱材を設置する工法です。
土台の下に気密材を設置することで外気を遮断し気密が保たれます。外部からの湿気の影響も受けません。
基礎に換気口があれば通気しますので外部空間となりますが基礎断熱は換気口がないので室内空間と考えていいのです。
メリット
1.床断熱よりも高気密化をはかりやすい。
2.基礎の土間コンクリート部分を蓄熱層として利用できる。
3.床下に外気の侵入がないので床下エアコン暖房が利用できる。
4.床下空間を収納として利用できる。
注意点
1.新築後2年間ぐらいは基礎コンクリートから湿気が放出しますので排出する工夫が必要です。
省エネに貢献することは間違いなしですが仙台市周辺では、まだ基礎断熱の採用は少ないようです。
岩手や青森、北海道になると、基礎の断熱材の厚さは変わりますが基礎断熱が主流となります。
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