カーサ ブルータス2月号は理想の家のつくり方が特集でした。
有名な建築家を含め、たくさんの家が載っていましたが…。
その家の建て主の理想かもしれませんが…。
全ての方にはあてはまりません。
そんなに家が主張しなくても…と思ってしまうものや
2~3年後、結露の影響でカビが発生するような家も…。
有名な先生が設計する家がいい家になるわけではありません。
私の見方が悪いのか…。
自分のスタイルと違うからか…。
その中で、この人はすごい力があるな~と感心させられたのは
中村拓志さんです。
Optical Glass Houseと葦垣の家はすごい!
Optical Glass House
大通りに面した街中に建つ住宅はガラスブロックの壁面にて遮音し、静粛と一緒に自然光を取り入れています。「自然なもの」を中和させたりして空間に取り込む設計は素晴らしい!
葦垣の家
素材の使い方、空間構成、アプローチ…すべてにおいて素晴らしい!
リビングにある洞窟はすべてを包んでくれるようで安心感がすごく感じられます。
自然のつくり出す事象を美しく見せたい。
建築に自然を合わせるのではなく、人間のほうが
自然に合わせていく、慎ましい建築でありたいと思います。
住宅のデザインは、家族のコミュニケーションデザイン。
それぞれの家族に合った向き合い方、
関係性のあり方を常に考え、家づくりに反映させたい。
中村拓志さんの言葉です。
すごくシンプルでわかりやすい。勉強になりました。
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