TV番組です。
オーダーメイドのライブラリーで、悩みにそっと寄り添う本を紹介してくれます。
今回のテーマは「もう死にたいと思ったときに読む本」で、3冊紹介してくれました。
テーマでは「ギョッ」としましたが…大変面白く、興味がわきました。
1冊目は悩みそのものを解体し、頬をたたいてくれるような1960年代の人生相談の本です。
「人間滅亡的人生案内」 深沢七郎 著
2冊名は自分の価値は自分で作ことができると教えてくれる小説。
「しろいろの街の、その骨の体温」 村田紗耶香 著
村田紗耶香さんの「コンビニ人間」はおもしろく読ませていただきました。
本の一部をドラマ化で紹介する手法を取っていて、より本の内容に入ってきます。
3冊目は〈悲しみとは何か〉を考え抜いたエッセイ集です。
「悲しみの秘義」 若松英輔 著
「人生には悲しみを通じてしか開かない扉がある 悲しむ者は、新しい生の幕開けに立ち会っているのかもしれない」と…。
本の一部を朗読で紹介してくれました。その朗読も良かった…。
ずいぶん前に久米書店という番組がありました。久米宏と壇蜜が本の紹介をする番組ですが…それ以来のTV番組ですね。
本は勧められては読む気になりませんが、この番組を見て刺激を受けたのか…。
最近、本に向き合う時間が少ないですが…久しぶりに読んでみたくなってきました。
次回のテーマは…「同性を好きになったときに読む本」
どんな本を紹介してくれるのか、どんな手法で紹介するのか…楽しみです。
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