録画していたものを今週の休日に鑑賞しました。
こころを捕まれました。
正直に泣けました。
昭和40年に放映された映画とは思えない…。
内容はもちろん、各役者さんの演技、カメラワーク、監督独自のシナリオ…。
何を伝えたいか!
三船敏郎さんが出演している赤ひげの映画があることは知っていましたが…。
三船さんの存在だけで迫力がありますが…。
映画では前面に出ていません。
なぜこの映画を観たいと思うようになったかというと、
弘兼憲史さんの本「50歳からの死に方」に赤ひげの話が出てきます。
「死にざま」を見せる
自分の死にざまを若い世代に見せることは重要と言っています。
「生きざま」と「死にざま」は否定語で、「死にざま」も「生きざま」も、意味からして穏かな死、穏かな生を表していないと…。
生への激しい執着を見せる、それが「死にざま」。
「死」がわかって初めて本当の「生」がわかるということです。
小石川養生所に赤ひげと呼ばれる所長の新出去定(三船敏郎)のところに青年医師 保本登(加山雄三)が儀礼訪問のつもりでやってきます。
見習いとして働くことになりますが赤ひげのやり方に納得がいかず、しばらくふてくされた生活を送ります…。
赤ひげは保本に「人の一生で、臨終ほど荘厳なものはない」という言葉を添えて、一人の死にかけた老人を看取るように言います…。
1月から飛ばし過ぎか?
疲労による体調不良?で…。
天気も良くなく、何もする気がない休日に…。
3時間もハマってしまいました。
「生」を受けた気がします。
自分のペースでもっと飛ばせ!生きざまを見せろ!
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