新一年生、新社会人の方、おめでとうございます。
初心を忘れず、志をもって頑張っていただければと思います。
家づくりも新年度を迎え、みなさん気合いが入っていることと思います。
見学会やモデルハウスで初めてお会いする方は、これから家づくりの勉強をしていくという方が多く情報を吸収する意欲が感じられいつも感心させられます。
ステップ1 4つのグループに分けて
少しでも参考になればということで…最初に説明させていただくのは多様な住宅会社の価格帯と特徴をグループに4つに分け説明させていただいています。その中で、自分が建てたい家はどのビルダーが適しているのか…判断していただければと思っています。
家の性能がそれなりで低価格住宅会社を選択するのか?予算に余裕があるのでブランド住宅会社を選ぶのか?断熱・気密のレベルが低くても自然素材住宅会社を選ぶのか…。建築家に頼むといくらになるのか…。
自分たちが暮らす理想とする家を探すことから始まると思いますので、勝手ながら仕分けさせていただき、説明させてもらっています。
家は性能や素材・仕上げ、住設機器の仕様によって、価格が大きく変わります。
すべて伊藤工設計でつくる家が正解とは思っていませんが…。
私たちは近くの木と職人で、できるだけお金をかけないで、自然素材を使った省エネ住宅をつくりたいという考えです、それに賛同していただける方と打ち合わせしていきたいと思っているからです。家づくりの方向性が同じ方とであれば最終的にトラブルが発生することはないでしょう。
ステップ2 性能等を確認
考えに賛同していただいてからは伊藤工設計でつくる家の性能等や概算金額を説明しています。耐震性能はどこで確保しているのか?省エネ性は電気料金に換算してどのぐらいの差が出てくるのか?
シュミレーションすると結構な金額になります。これぐらいお金が貯まることになりますが…。
貯めることが目的ではなく無駄なエネルギーを使わなくて済むこと、それによって余分なエネルギーは輸入しなくてもいいことを理解していただきたいのです。少し断熱材を多くする、気密を確保するだけでよく、地球にやさしくなれます。
ステップ3 見学会参加や資金計画を確認
性能等を学習した後は、構造見学や完成見学会に参加することをお勧めしています。写真や図面、パースで観てはいても実物を確認することは大事です。空間の広がりなども写真ではわかりません。吹き抜け窓からみる空は体験しないとわからないところです。
お金の話も大事です。見学会では時間がなく詳しい話はできませんが、自己資金がいくらでいつお金を出してもらうようになるのか?どこの銀行がいいのか?
セミナー等の形式はとらず、個別に対応しています。土地から探している方は、土地が見つかってからは忙しくなるので、その前に確認しておいた方が安心と思います。
プランの作成(ご提案)はステップ3まで受講した方が基本対象となります。
居心地等級?と1/fゆらぎ等級?
外や内、縦に空間が感じられ、落ち着ける楽しい家なのか?
部屋同士が閉鎖され、寝るだけに帰る家なのか…。
家の性能と同じように「居心地」は大事です。人によって感じ方が違うのでは?と思われるでしょうが…。
1/fゆらぎというものがあります。自然界の1/fゆらぎ音を聴くと脳内がα波の状態になり、人間の生態にリラクゼーション効果をもたらすと言われています。焚火の火、星の瞬き、小川のせせらぎ、木々のそよぐ音、木肌のゆがみにもゆらぎ効果があると言われていて人に共通するものです。
自然の材料や空間の構成、太陽エネルギーの取り入れ方で、居心地はつくれるはずですし、必要なものと思っています。そこで!長期優良住宅に居心地等級か1/fゆらぎ等級を新設してこれから建てる方の指標になればいいのではと思っているのですが…いかがでしょうか?
いろいろ考えることは尽きませんが…。
新年度を迎え…自分が考えている家づくりに問題がないか、初心に帰って考えてみました。
心配事があればご相談ください。モデルハウスでお待ちしています。
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