延べ床面積あたりの隙間量「㎠/㎡」で表します。
例えば延べ床面積100㎡(約30坪)の家の場合、C値が1.0㎠/㎡だと10㎠の隙間が存在していることになります。
この数値が低ければ低いほど隙間が少ないということでいい建物となりますが…。
なぜ隙間を気にしなければいけないのか?
それは断熱をしっかり入れても隙間があるような家では断熱材が有効に働かないからです。
また24時間換気も隙間があると計画通りの換気できないのです。
すぐイメージできると思います。
それではどのぐらいの数字であればいいのでしょうか?
一般的に言われているC値は1.0㎠/㎡を切れれば!ということですが…。
「気密・断熱」を意識していな方が工事をすると、C値は2~4ぐらいになると思われますが
この数字では話になりません。
できればC値0.5以下が望ましいと思います。
弊社の前回の気密測定ではC値0.4という数字でしたのでまずまずというところでしょうか。
C値は間取りや気密方法、床の断熱・気密方法、サッシの種類などによって微妙に変わってきます。
また新築時と10・20年後の建物とでは経年変化によって数字が大きくなると予想されます。
いずれ、隙間が大きくなるのであればそんなに気にしなくても!と思ってしまいますが…。
そうではいけません!
最初から気密工事をしない、若しくは適当に施工するのと、
経年変化を想定し、気密・断熱工事をするのとでは違うと思います。
経年変化でも「すこしの隙間」になるように工事してもらえればと思っています。
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