暖房は来年の春まで!
約半年間が必要になってきます。
私は夜、散歩をしています。
寒いのですが…。
だんだん慣れてきて、距離もすこし伸ばそうかと…。
散歩したあと家に戻ってくると、「家」の暖かさ、ありがたさを感じます。
そしてぐっすり眠れます。
7年前に建てた自宅は
「うらら」仕様の初期のタイプですが、それなりに気密・断熱が効いています。
さて、
「冬に暖かく、夏に涼しい住まい」:省エネ住宅(高気密高断熱)を危惧する人がいるようです。
その理由として
・暑くも寒くもない住環境は、人間が本来持っている抵抗力を弱めて、かえって不健康にするのではないか?
・生まれた時から快適な環境で育つと、病気にかかりやすい子供になるのではないか?
・人間は暑さ、寒さを感じる家の方が健康に住める?
・ビニールカッパを着ているようだ?
と考えているようです。
中には住宅の設計をしている人もいるようです。
特に自然素材系の家をつくっているところは…。
このような話には何の医学的な根拠もないようです。
住宅とは暑さ寒さに我慢してまで、身体を鍛える場ではありません。
健康を維持するために身体を休め
良好な睡眠をとり
明日への英気を養う場所が住まいです。
だから私は、良好は睡眠をとるため、夜散歩をしています。
昔の在来木造軸組み工法の家の方が、健康の維持観点から見た場合、問題となる要素をたくさん持っていましたが、造り方が確立しましたので省エネ住宅(高気密高断熱)が簡単に作れます。
冬、暖かい部屋から急に寒いトイレに入ると、温度の変化によって血管が急激に収縮することになり、血圧が上がり、血圧の高い人には大きな温度差によるストレスが生じることになるそうです。
また、寒い脱衣室で裸になって熱い風呂に入るときは、脳卒中を引き起こす原因になります。
夏では、気温が33℃以上になると、65歳以上の、特に男性高齢者は死亡率が高くなるという報告例もあります。
その原因は高温による免疫力の低下や発汗と水分の補給不足からくる脱水症状、血液循環の現象などと言われています。
さらに、夏の昼間の冷房時に侵入する熱量の71%は窓から入り込むと言われており、断熱性が低い室内で冷房した場合、頭部は暑く、下半身は冷えすぎるとういう状態になります。
住んでいる人は暑いのか寒いのかわからなくなり、自立神経失調症に陥る原因にもなります。
特に赤ちゃんやお年寄りの方にとってはより不健康な室内環境になってしまいます。
夏の夜は日中の屋根表面温度が70℃以上にもなりますので夜になってもなかなか小屋裏の温度が下がらず、放射熱が部屋に侵入し、寝苦しく、熟睡できない不健康な環境になってしまいます。
高齢化社会の今、省エネ住宅(高気密高断熱)をつくり
すこしのエネルギーで
温度ストレスのない快適な室内環境と
計画換気によって室内の空気を常に清浄に保ち
より健康的な暮らしができればと思っています。
(一部、日本の木造住宅を変えた 高断熱高気密住宅より)
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