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福岡・大牟田『アロマサロンHijiri』 と『 Hijiri+』の日々

3月11日。

散歩の途中で とても甘い香りが漂ってきました。 
香りの元を探してみると それは沈丁花(じんちょうげ)でした。
沈丁花という名前は、香木の沈香のような良い匂いがあり、
丁子(ちょうじ、クローブ)のような花をつける木、ということで
つけられたそうです。
花の煎じ汁は、歯痛・口内炎などの民間薬として使われるのだとか、
アロマテラピーでもクローブは 歯痛を和らげるといわれてます。
赤く丸い果実をつけるのですが、有毒なのだとか。
匂いにたぐり寄せられたのか 小麦がくんくん近づいて
花を食べるかのような勢いです・・・気を付けないと・・・。

さて、今日は 3月11日

一年たつんですね・・・あの震災から。
災害の少ない九州に住んでいますが テレビから次々に流れてくる映像に
初めはまったく現実味がなく、のちに恐怖とか不安を感じたのを覚えています。

我が家にとっては 3月11日は 小麦の先代犬@銀之助の命日にあたります。
銀之助を亡くしたのはおととしのことでした。
この日付は なんでしょうね、他人事ではないように感じる悲しみの日です。

そんなこともあり 今日は 手次寺(菩提寺)で行われた彼岸会に
初めて参列してきました。
お寺の行事に進んで参加することは 今までなかったのだけど
なんだか今日は 今日だから 行かないといけないような気がしたのです。
ワタシの亡くした家族のために 震災で志半ばに命を奪われてしまったたくさんの
人たちのために また家族を失ってしまった人のために 
焼香をし、祈りを捧げてきました。

2時46分は 帰りに寄ったショッピングセンターで買い物中でした。
店内の音楽が消え、店内放送で 黙とう を呼び掛けられました。
一瞬 ショッピングセンターの中に 数十秒の静けさが漂いました。
買い物かごを手にしたまま、手を合わせている人もいました。
日本中が一瞬 静かな時間を過ごしたのだろうと思います、たぶん。

いつものように散歩に出て 甘い花の香りに癒されて・・・
なんでもないことだけど 幸せなことですね。
改めて感じる1日でした。
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