さて。
朝から引越しのトラックが来て、荷物を積み込んで、パパと一生懸命お掃除して、お友達とも最後のお別れ。
引越しが決まってから、あっという間といえばあっという間だったけど、その間、コロナに引越し先とのトラブルに、なんだかいろいろあったなあ。
モントリオールが大がつくほど嫌いなパパ。ここの人って敵に回すと嫌味でしつこくなるイメージがあるけど、正にそんな感じで『簡単に出れると思うなよ』ってまるで言われてるみたいな、そんな引越しの準備期間でした。
とても素敵なところだけど、私達には合わなかったこの街―。
思えば3年前、まだ1歳半だった姫と一緒にここへ来て。まだまだ手がかかる頃で、育児に精一杯だった私。頼れる家族、友達もいない中、ほんと一杯いっぱいだったな。。
それでもここで家族同然のようなお友達に出会えて。お互いに支え合って、本当にそれがあったから頑張ってこれた。育児の悩みを真剣に相談できる、頼れる友達。わたしが病気になった時、頼んでもいないのにおかずを持ってきてくれたり、姫を預かってくれたりした友達。気を遣わず、素で話せる、たくさん甘えてしまった友達。フランス語の勉強に共に奮闘した、この年でできた、友達と呼べる友達。
家族がいないからこそ、家族のように支え合えた。ないものねだりの私だったけど、本当に友達に恵まれたモントリオール生活。
それは姫にとっても同様で。。
彼女にとっては今のところ、人生の大半をここ、モントリオールで過ごしたわけで。その間に、親友と呼べる気の合うお友達までできた。はしゃいだり、喧嘩したり、いろんな刺激を受けて、情緒を育めたと思う。
きっと姫は忘れてしまうんだろうけど… ここまでお互いに大好きで、大切なお友達がいたこと、どんな時もお互いの事考えてて、幸せそうだったこの頃のこと、必ず姫に伝えてあげたい。
この3日間毎日会ってお別れしたけど、親友ちゃん、おとといと昨日は別れ際に大泣きしてたのに、今日はまるで笑ってお別れするんだって決心してきたかのように、笑顔で何度も何度も手を振ってくれた。『姫ちゃん、バイバイ!』『バイバイ!姫ちゃん!』って大きな声で。
モントリオールでの生活は一筋縄ではいかなかったけど、母子共にたくさん愛を受けて、成長できた期間だと思う。だからこそ、私にとっては『卒業』って言葉がしっくり来る。
ありがとう、みんな。
また、必ず会いましょう🌸
そしてまだ見ぬ未来。
ワクワク半分、不安半分だけどー
きっとやりたいことをできる範囲で突き詰めていけば大丈夫。
姫とパパと3人、二人三脚で。
トロントでも頑張ります。
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